この記事では、「打破」と「論破」の違いを分かりやすく説明していきます。
「打破」とは?
「打破」の意味と使い方について紹介します。
「打破」の意味
「打破」は「だは」と読みます。
意味は「攻撃をして負かすこと」「妨害や束縛するものを排除すること」です。
「打破」の使い方
「打破」は、元々は「強い相手に攻撃をして負かすこと」という意味で、戦に使われた言葉ですが、現在ではスポーツで「強敵を打破する」などと使われています。
そこから転じて、困難な状況がある時に、自分で色々と行動して乗り越えることとして使われる様になりました。
妨害するものや束縛するものがあってものごとが上手く進まない時に、策を講じることでそれらを取り除いた時に使われます。
「現状打破」は、「現在の情況で、不具合や満足できないことを努力により取り除くこと」として使われる言葉です。
「論破」とは?
「論破」の意味と使い方について紹介します。
「論破」の意味
「論破」は「ろんぱ」と読みます。
意味は「議論の末、相手の説を打ち負かすこと」です。
「論破」の使い方
「論破」は、相手と議論をして良い負かすことを言います。
筋道を立てて説明して、相手が反論できない状態になった時の表現です。
あくまで筋道を立てて、理にかなった内容を述べるので、相手が何も言えない状態になり、引っ込むしかない状態になってしまうのです。
ネット上で「はい論破」という言葉が使われますが、これは相手を言い負かす様なコメントの最後に使われる言葉です。
一方的で勝ち誇ったニュアンスであり、良い意味で使われる言葉ではありません。
「打破」と「論破」の違い!
「打破」は「強い相手を攻撃して負かすこと」「妨害や束縛するものを排除すること」です。
「論破」は「議論により相手を言い負かすこと」です。
まとめ
今回は「打破」と「論破」の違いをお伝えしました。
「打破は攻撃して負かす」、「論破は言い負かす」と覚えておきましょう。