この記事では、「告げる」と「知らせる」の違いを分かりやすく説明していきます。
「告げる」とは?
「告げる」の意味と使い方について紹介します。
「告げる」の意味
「告げる」は「つげる」と読みます。
意味は「相手に言葉などで聞かせること」「多くの人に知らせること」「ある状態になったことを示すこと」です。
「告げる」の使い方
「告げる」は、相手にとって重要なことを言葉で聞かせたり、人を使いにやって教えることを言います。
相手にどうしても伝えたいと思い、更にその内容を理解して貰うべきであるというニュアンスがある言葉です。
相手が好むと好まざるを問わずに、とにかく「理解して欲しいこと」を一方的に話す時の表現です。
因みに、「あることをはっきりと告げる」という意味で「告白」という言葉があります。
「白」は「明らかにする」という意味があり、今まで隠していた秘密や恋愛感情などを相手に伝え時に使われます。
「知らせる」とは?
「知らせる」の意味と使い方について紹介します。
「知らせる」の意味
「知らせる」は「しらせる」と読みます。
意味は「他の人に言葉や文字などで伝えること」「見にしみて分らせる」になります。
「知らせる」の使い方
「知らせる」は、人に対して情報や自分の考えなどを、言葉や文字で伝えることを言います。
相手が知らないことを自分の意思で教える時に使います。
「知らせる」は、相手にとって有益であると思われることを教えるのですが、必ずしも相手に理解させようとするニュアンスは含まれず、ただ相手に伝えるだけであることを表します。
「告げる」と「知らせる」の違い!
「告げる」は「重要なことを伝えて理解させること」です。
「知らせる」は「情報を相手に教えること」です。
まとめ
今回は「告げる」と「知らせる」の違いをお伝えしました。
「告げるは理解させる」、「知らせるは教えるだけ」と覚えておきましょう。