「潜入」と「侵入」の違いを分かりやすく解釈

「潜入」と「侵入」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「潜入」「侵入」の違いを分かりやすく説明していきます。

「潜入」とは?

「潜入」の意味と使い方について紹介します。

「潜入」の意味

「潜入」「せんにゅう」と読みます。

意味は「こっそりと入り込むこと」「忍び込むこと」「天文学用語で、月の後ろに恒星や惑星が隠れる現象」「ウグイスに似た夏鳥の名前」になります。

「潜入」の使い方

「潜入」は、相手に見つからない様にある場所に忍び込むことを言います。

敵やライバルなどのごく身近に忍び込むことを言い、相手に知られると問題が大きくなる時の言葉です。

「潜」「もぐる」とも読み、「水の中に沈む」「隠れる」「心を落ち着ける」という意味があり、「入」「ある区域や範囲の中にはいる」という意味、「潜入」「ある場所にもぐりこむ」という意味になります。

必ずしも「隠れる」という訳ではなく、「潜入捜査」という場合、犯罪の捜査の為に、身分を偽って敵の組織の一員になることにも使われます。

「侵入」とは?

「侵入」の意味と使い方について紹介します。

「侵入」の意味

「侵入」「しんにゅう」と読みます。

意味は「他の領域に強引に入り込むこと」です。

「侵入」の使い方

「侵入」は、他人の家や土地、なわばりなどに強引に入り込むことを言います。

本来は言ってはいけない場所に、どうしても入りたい時に使われる言葉です。

「侵」「おかす」とも読み、人がほうきを持ち、掃きながら進む様子を表す会意文字で、「他人の領分に進み入る」という意味です。

「不法侵入」など、行為によっては犯罪につながることもあります。

「潜入」と「侵入」の違い!

「潜入」「バレないようにこっそり入ること」です。

「侵入」「入れない所、入ってはいけない所に無理に入ること」です。

まとめ

今回は「潜入」「侵入」の違いをお伝えしました。

「潜入はこっそり入る」「侵入は強引に入る」と覚えておきましょう。