この記事では、「経済力がない」と「甲斐性なし」の違いを分かりやすく説明していきます。
「経済力がない」とは?
「経済力がない」は「けいざいりょくがない」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「国家として財源がなく発展できない様子」という意味で、国として貧しく発展が遅れている様子を言います。
2つ目は「個人的に収入や財産が少なく暮らし向きが良くない様子」という意味で、仕事がない、あっても給料が低い、預金など財産がないなどの為に、生活が向上しない様子を言います。
上記に共通するのは「お金が稼げない」という意味です。
「経済力がない」の使い方
「経済力がない」は「国家として財源がなく発展できない様子」「個人的に収入や財産が少なく暮らし向きが良くない様子」という意味で使われます。
形容詞として使われ、副詞として「経済力がなく」などと使われたりします。
基本的に、十分にお金が稼げずに資産がなく、生活水準が向上しない様子に使われる言葉です。
「甲斐性なし」とは?
「甲斐性なし」の意味は以下の通りです。
1つ目は「ものごとをやり遂げようとする気力がない」という意味で、絶対にやるぞという根性がない様子を言います。
2つ目は「十分にお金を稼げず、更に頼りにならない気質」という意味で、自分で仕事を見つけて十分に稼げないことから、生活に不安が生じて頼りにならない様子を言います。
上記に共通するのは「情けなくて頼りにならない」という意味です。
「甲斐性なし」の使い方
「甲斐性なし」は「ものごとをやり遂げようとする気力がない」「十分にお金を稼げず、更に頼りにならない気質」などの意味で使われます。
名詞・形容動詞として「甲斐性なしだ・である」と使われたり、副詞として「甲斐性なしで」と使われたりします。
基本的に、十分にお金が稼げずに資産がないだけではなく、頼りにならない様子に使われる言葉です。
「経済力がない」と「甲斐性なし」の違い
「経済力がない」は「十分にお金が稼げずに資産がなく、生活水準が向上しない様子」という意味です。
「甲斐性なし」は「十分にお金が稼げずに資産がないだけではなく、頼りにならない様子」という意味です。
「経済力がない」の例文
・『婚活するにあたり、経済力がない男性はNGだ』
・『国に経済力がないと、国民が辛い思いをする』
・『経済力がない人は投資すらできない』
・『男性に経済力がなくても女性が稼げれば問題ない』
「甲斐性なし」の例文
・『甲斐性なしの彼氏と別れて良かった』
・『いつも妻から甲斐性なしと言われている』
・『甲斐性なしの男性と結婚して苦労しっぱなしだ』
・『夫がこんなに甲斐性なしだとは思わなかった』
まとめ
今回は「経済力がない」と「甲斐性なし」について紹介しました。
「経済力がない」は「お金が稼げない」、「甲斐性なし」は「お金が稼げなくて頼りない」と覚えておきましょう。