この記事では、「アジェンダ」と「目次」の違いを分かりやすく説明していきます。
「アジェンダ」とは?
「アジェンダ」には3つの意味があります。
1つめは、計画、予定表です。
計画とは、あらかじめ考えた内容のことです。
それらを表にしたものを予定表といいます。
「アジェンダ」は、とくに政治や政策にかかわることの、よく考えなければならない課題や、何かを行うために考えなければならないことを指しています。
2つめの意味はスケジュール帳、備忘録です。
これから先に何をするのか、帳面に書いている人は少なくないと思います。
この帳面をスケジュール帳といいます。
備忘録は、忘れたときのために前もって書きとめておく帳面のことです。
3つめの意味は、教会の礼拝定式です。
「アジェンダ」の使い方
いくつかの意味がありますが、計画、予定表の意味で使われることが多いです。
特に政治や政策にかかわることについて使用されます。
「目次」とは?
書物の内容を示した簡単な言葉を順番通りに記したものです。
書籍を開くと、最初の方に「目次」というものがあります。
ここには、書籍に何が書いてあるのかが簡潔に示されています。
たとえば、レシピ本の場合だと、「ご飯もの8ページ」「野菜のおかず20ページ」「魚のおかず30ページ」といったようなものです。
「ご飯もの」というのがそのページに書いてある内容を簡潔に示した言葉で、「8ページ」というのが書籍の何ページから書いてありますよと示したものです。
「目次」を見ると、その書物に何が書いてあるのか、おおよそのことがわかります。
また、読みたいページをすぐに見つけて開くことができます。
「目次」は書物の最初の方に書いてあり、中間や最後に書いてあることはほぼありません。
書物の最後の方のページに、単語とともにページ数が記載されいることがありますが、これは索引です。
たとえば、「反射神経 5、10」と書いてあった場合は、反射神経という単語は5ページと10ページに出てきますよ、ということを示しています。
反射神経という語は、書物に書いてある内容を示しているのではなく単語です。
「目次」の場合は単語を並べているのはなく、内容を簡潔に示した言葉になっています。
「目次」の使い方
主に書物に使われる言葉です。
書いてあることを簡潔に表した語とページ数が記載されています。
「アジェンダ」と「目次」の違い
2つの言葉は意味が異なります。
前者の言葉は、計画や予定表のことです。
後者の言葉は、書物に記載されている内容を示すものです。
表に似ているかもしれませんが、前者の言葉が示す予定表とは異なります。
「アジェンダ」の例文
・『アジェンダを示す』
・『アジェンダに記載されている内容』
「目次」の例文
・『目次を読む』
・『目次から読みたいページを探す』
まとめ
「アジェンダ」の意味にある予定表と「目次」は似ているように感じますが、それぞれの言葉が持っている意味は異なります。