この記事では、「エディション」と「バージョン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「エディション」とは?
「エディション」は、ゲーム等のネット上で販売される製品が完成されているうえで後からおまけとなるものを付け足した完全版のことを意味します。
例えば、テレビゲームであれば、製品があり、ダウンロードコンテンツという形で後からおまけを追加していきますが、この時、付け足されたおまけ部分をすべて含めたものを、「エディション」と言います。
もしくは、購入する際に、販売形態を変化させることも「エディション」と呼び、「スタンダードエディション」であれば、インターネットを媒体としてダウンロードすることができる製品のことを読んだりします。
この時、「スタンダード」や、「フルエディション」などという言葉がテレビゲームでは存在しますが、これらは、通常の製品にダウンロードコンテンツをすべて含ませたかどうかという違いで区別をするのです。
「バージョン」とは?
「バージョン」はゲームなどの一つの製品の、能力の拡張や不具合を修正したものを指し、「エディション」と異なり無料で提供されるサービスです。
つまり、ダウンロードコンテンツなどで無料のものはバージョンアップ扱いであると言え、有料のものはどちらかというと、「エディション」に当たりますが、これら違いを認めない企業も存在します。
「エディション」と「バージョン」の違い
「エディション」と「バージョン」の違いは、無料で機能が拡張されるか、そうではないかです。
ただし、有料バージョンアップという物が日本では存在しており、「エディション」と「バージョン」という言葉が日本では混同されている点は注意すべく点になります。
本来は、「バージョン」は、企業側が問題点などを無くす行為になるのですが、稀に有料バージョンアップなるものが日本には存在しており、たびたび物議を醸しだしていますが本来は「バージョン」は企業努力で無償で提供する、「エディション」はより楽しむためのおまけ要素の完全版であるとみなしと良いでしょう。
「エディション」の例文
・『新作ゲームのフルエディションが販売されている』 この例は、新作ゲームのおまけもフルに混入した完全版が販売されているという例です。
注意して頂きたいのは、「フルエディション」という考え方は、海外に多い販売法で、日本の場合、新作ゲームを販売し、ある程度ダウンロードコンテンツで集客をしたり収益を上げてから、遅れて「フルエディション」を出す点が注意ポイントになります。
逆に海外では、あえて、先に「フルエディション」という形で商品を提供し、後からおまけをダウンロードしていくというスタイルが主流であるため海外の「フルエディション」は初めから完全版であると言えるのです。
「バージョン」の例文
・『ゲームのバージョンがアップした』
この例では、ゲームが更新されてゲーム自体が改良されたという例です。
「バージョン」はアップデートにより機能拡張やバグをつぶすことにあるため、恐らく問題点が修正されたと思われます。
まとめ
「エディション」と「バージョン」の違いは、完全版であるか、単にバグや問題点の他、機能性を拡張したかという点です。
「エディション」は、製品に後からおまけを付け足すことに当たるため、機能拡張やバグについては取り残されています。
それを解決するのが、「バージョン」でバージョンが上がれば、問題点が解決したり、新しく問題点が出るのです。