この記事では、「エントリー」と「プレエントリー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「エントリー」とは?
「エントリー」は英語の「entry」が日本語化した言葉で、意味は以下の通りです。
1つ目は「~へ入ること」「立ち入り」という意味で、ある場所に目的を持って立ち入ることを言います。
2つ目は「入口」「玄関」という意味で、建物やある場所の入り口のことを言います。
3つ目は「加入」「入会」という意味で、組織や団体などに加入することを言います。
4つ目は「参加」「参入」と言意味で、競技や展示会などに参加したり出店することを言います。
5つ目は「記載」「登録」という意味で、組織や団体に申し込むこと自体を言います。
上記に共通するのは「最初に入る地点」という意味です。
「エントリー」の使い方
「エントリー」は「~へ入ること」「立ち入り」「入口」「加入」「参加」「記載」「登録」などの意味で使われます。
日本語では動詞を伴って「エントリーする・した」と使われたり、副詞として「エントリーして」と使われます。
基本的に、競技会やコンテストなどへ参加の登録や申し込みをする時に使われる言葉で、日本では就職活動の際に、企業の説明会に参加登録する時にも使われます。
「プレエントリー」とは?
「プレエントリー」の意味は以下の通りです。
1つ目は「事前登録」という意味で、ある活動に申し込む際に、情報を得る為に先に登録しておくことを言います 2つ目は「仮登録」という意味で、正規に登録する前に、氏名や住所を登録して、IDやパスワードなどを発行してもらう手続きのことを言います。
上記に共通するのは「正式に登録する前の手続き」という意味です。
「プレエントリー」の使い方
「プレエントリー」は「事前登録」「仮登録」という意味で使われます。
英語では「pre-entry」と書き、単語としてはありますが、実際にはあまり使われていません。
主に日本で使われることが多く、就職活動の際に、企業から情報を送ってもらうために、住所・氏名・学校名などの個人情報を登録する手続きに使われる言葉です。
「エントリー」と「プレエントリー」の違い
「エントリー」は「競技会やコンテストなどへ参加の登録や申し込みをすること」という意味です。
「プレエントリー」は「主に就職活動の際に、企業から情報を得る為に個人情報を登録する手続き」という意味です。
「エントリー」の例文
・『彼はゴルフコンペにエントリーした』
・『学内ミスコンは先着順にエントリーできるそうだ』
・『競技会にエントリー済みです』
・『説明会の日にエントリーシートを提出して下さい』
「プレエントリー」の例文
・『第一志望の企業にプレエントリーした』
・『秋季大会にプレエントリーしておいた』
・『複数の企業にプレエントリーしておこう』
・『プレエントリーしたがその後連絡がない』
まとめ
今回は「エントリー」と「プレエントリー」について紹介しました。
「エントリー」は「登録や申し込み」、「プレエントリー」は「事前登録」と覚えておきましょう。