この記事では、「サイバーマンデー」と「ブラックフライデー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「サイバーマンデー」とは?
「サイバーマンデー」の「サイバー」は、ネットワーク、コンピューターといった意味で、ネット通販に関連したものを意味するものとなります。
「サイバーマンデー」は、「ブラックフライデー」明けの月曜日に開催されています。
アメリカの場合は、11月の感謝祭が「ブラックフライデー」となるため、その翌週の月曜日が「サイバーマンデー」となります。
なぜ、そのような日程になったのかというと、本場、アメリカの場合、「ブラックフライデー」は、家族総出で買い物を満喫し、「ブラックフライデー」が終われば、いつも通りネットショッピングを利用するといった流れがありました。
そんな流れを考慮し、ネット通販サイトがあえて「ブラックフライデー」明けの月曜日にセールを実施したことが始まりとなっています。
ただし、日本では少し異なります。
日本の場合は、日本記念日協会によると「12月の第2月曜日」と定められています。
日本の場合、「ブラックフライデー」が連休になることがなく、その翌週の月曜日に「サイバーマンデー」を行っても、さほど、効果を発揮することができないためです。
そのため、日本では、ボーナス商戦を考え「12月の第2月曜日」と定めています。
「ブラックフライデー」とは?
アメリカで感謝祭の翌日から始まるのが「ブラックフライデー」です。
アメリカでは11月第4木曜日は「サンクス ギビング デー(感謝祭)」で祝日となります。
木曜日が祝日ということで、金曜日も休日とする企業が多く、そんな連休を見逃すことはできないとセールを始めたことが「ブラックフライデー」のきっかけです。
「ブラック」と聞くと、あまり、良い意味として感じることができないかもしれませんが、実は、この「ブラック」はお店にとっての「ブラック」で、つまり、黒字を意味しています。
1年間で、もっとも黒字を出すことができる日、それが「ブラックフライデー」なのです。
日本でも、11月のこの時期には大手ショッピングモールなどで盛大に「ブラックフライデー」が開催されています。
「サイバーマンデー」と「ブラックフライデー」の違い
以上のことから、まず、初めに「ブラックフライデー」があり、そのうえで「サイバーマンデー」が成立するということがわかります。
11月にアメリカでは、「ブラックフライデー」が開催され、多くの人々が街で買い物を楽しむ。
そして、平日に戻った翌月曜日からは、いつも通りネット通販で買い物を済ませる人が多いという点に目を付けネット通販サイトが行うのが「サイバーマンデー」なのです。
そのため、「ブラックフライデー」は主に実店舗で行われる大規模セールで、「サイバーマンデー」は主にネット通販サイトで行われる大規模セールといった違いがあります。
まとめ
日本では、まだ、さほど、大きく取り上げられることが少ない「サイバーマンデー」ですが、「ブラックフライデー」と同様、お得に買い物することができる絶好のチャンスであることは間違いありません。