「定形郵便」と「定形外郵便」の違いとは?分かりやすく解釈

「定形郵便」と「定形外郵便」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「定形郵便」「定形外郵便」の違いを分かりやすく説明していきます。

「定形郵便」とは?

「定形郵便」とは?

「定形郵便」は、手紙と同じ扱いの郵便物で、ポストに入る50グラムまでの重さの郵便物です。

なお、注意してほしいのは、ポストに入る大きさであれば良しとするのではなく、重さに規定があり、50グラムを超えた場合、「定形郵便」ではなくなり「定形外郵便」になってしまいます。

「定形外郵便」とは?

「定形外郵便」とは?

「定形外郵便」は基本ポスト投函が可能な大きさの郵便物で最大の重さは1キロもしくは4キロまでの郵便物です。

ただし、注意してほしい点があり、一番大きい企画であれば、ポストの投函サイズを超えてしまいますので必ずしもポスト投函される郵便物ではありません。

「定形郵便」と「定形外郵便」の違い

「定形郵便」と「定形外郵便」の違い

「定形郵便」「定形外郵便」の違いは、手紙扱いになる郵便物であるか、そうではないかです。

「定形郵便」は手紙扱いな為、最大重量は50グラムまでで必ずポストに収まることが条件です。

「定形外郵便」は、ポストに収まる必要性はなく、一応ポスト投函できれば良い郵便物で最大で1キロから4キロまでの郵便物になります。

「定形郵便」の例文

「定形郵便」の例文

・『イヤリングを定形郵便で送る』 この例は、イヤリングを手紙扱いで輸送することを意味します。

「定形郵便」は簡易な郵便物のことで50グラムまでの物体を手紙料金で対象者に輸送するサービスです。

「定形外郵便」の例文

「定形外郵便」の例文

・『このパソコンゲームのソフトは、定形外郵便での輸送かな』
この例は、パソコンソフトを企画内に抑えたポスト投函可能なサービスで移送する例です。

このサービスは、小包と比較すると安い輸送費で済むうえ、ポスト投函が可能となります。

ただし、ポスト投函できないサイズの場合、手渡しにて郵便物を渡しますので必ずしも「定形外郵便」の規格がポストに投函できるサイズで終わるかどうかは未知数です。

特にパソコンゲームの場合、箱が大きいケースがあり、ポストに入りきらないケースもあるため、「定形郵便」は利用できないケースが多いです。

恐らくDVDのパッケージ程度であれば「定形郵便」の扱いで移送ができます。

まとめ

まとめ

「定形郵便」「定形外郵便」の違いは、手紙扱いで移送することができるサービスであるか、郵便局の規格に合った大きさでポスト投函扱いになるサービスであるかです。

「定形郵便」は、ポストに入ることと、50グラムまでという特約があり、この場合、イヤリングなどは特約に合いますが、パソコンゲームは箱が大きいので別枠の「定形外郵便」で一応ポスト投函できる輸送サービスでしか、輸送ができません。

なお、「定形外郵便」は企画内と規格外があり、企画内は1キロ、規格外は4キロまでを輸送可能です。

簡単に両者の違いを挙げると、「定形郵便」は、一応手紙扱いである点、「定形外郵便」は重さで料金が変わる郵便物であるとすれば分かりやすく、両者ともに小包より安い輸送代になります。