文章の中で「事項」と「項目」という言葉が使われていますが、どのような意味があるかご存知でしょうか?
そこでこの記事では、「事項」と「項目」の違いを分かりやすく説明していきます。
「事項」とは?
「事項」は「事項」という読み方をします。
この「事項」とは「あることの一部分となっている1つひとつの事柄や事柄の箇条のこと」を意味している言葉です。
いわゆる「あるものごとの中の1つひとつの事柄でものごとのポイントであり、ある程度物事を絞っている見出しの1つ」と言い換えることもできるでしょう。
「項目」とは?
「項目」は「こうもく」という読み方になります。
この「項目」は「ものごとをある基準に基づいて区分した時の小分け」と言うことができます。
「事項」と「項目」の違い
では、ここで「事項」と「項目」の違いを見ていきましょう。
どのような違いがあるでしょうか?前述の通り「事項」は「あることの一部分となっている1つひとつ事柄や 箇条」となります。
一方の「項目」は「ものごとの見出しや 記録文章などの見出し」を言っており「小分けにしたサブタイトル」、あるいは「見出し」と言うこともできます。
このことから「あるものごとの内容を小分けにした小タイトル・見出し」が「項目」であり、「そのものごとの内容」が「事項」となるのです。
「事項」の例文
では、ここで「事項」の例文を見ていきましょう。
どのような文章が考えられるでしょうか? ・『この事項をしっかりと確認していなかったのは、君の責任だ。見落としていたためにこんなことになったんだ』
・『すみません。重要事項を見落としていました。そのためにみなさんに大変ご迷惑をおかけいたしました』
「事項」の例文を見ると、文章の1つひとつの塊の中に重要なセンテンスが込められていることが分かります。
このように重要なパートの部分を見落としてしまうと仕事上で問題になる可能性があります。
そのために「事項」の重要性を理解しておきたいものです。
「項目」の例文
続いて「項目」の例文を見ていきましょう。
具体的には以下のようなものが挙げられます。
・『君の報告書は項目がきれいに整理されており、とても見やすくなっているな』
・『項目ごとの内容をしっかりと説明してください。どうも意味が理解できずに困っているんです』
「項目」は文章のサブタイトルでありインデックスという理解もできます。
そのために項目の内容をキチンを理解することも必要です。
プレゼン資料を作成する時には、この「項目」が重要なポイントになるので、文章の流れを構成する際に抑えておくことが大切です。
まとめ
ここまで「事項」と「項目」の意味や違いを説明してきました。
この2つの言葉は文章を構成する重要な部分です。
この用語を知っておくことはビジネス上でレポートを作成する時に大切なことなので、各々の意味だけでなく位置づけや役割をしっかりと理解しておくことが大切です。