「匹」と「頭」は、対象になる生物によって使い分けます。
「匹」と「頭」の違い
生物の数え方として、「何匹」と呼んだり「何頭」とする場合がありますが、これらはその種類によって使い分けがあります。
明確な基準こそありませんが、大きな場合は「頭」、比較的小さいものは「匹」と数えることが多く、虫やネズミ、猫は1匹、馬や象は1頭といった具合になります。
犬は1匹、1頭のどちらでも構わないように、それくらいの大きさが使い分けの基準になると考えてください。
馬や象のように、明らかにどちらかだと分かる場合には間違えないように注意が必要です。
特別な数え方がある場合
どんな虫や動物などでも「匹」、「頭」のどちらかに該当する訳ではなく、蝶やウサギは「1羽」、イカは「1杯」といったような特別な数え方がある生物も存在します。
これらに対して「匹」や「頭」で表現すると恥をかいてしまうことがある為、よく使う対象の数え方は覚えておいた方がいいでしょう。
まとめ
「匹」と「頭」の使い分けは、対象の大きさになります。
犬より大きな生物は、特別な数え方がない場合には「頭」の方で構いません。