この記事では、「引き寄せの法則」と「妄想」の違いを分かりやすく説明していきます。
「引き寄せの法則」とは?
「引き寄せの法則」は、マインドを切り替えたことでよいマインドであればよい方向に事が運ぶというような法則のことです。
逆に悪いことばかりを考えると自分の考えが悪い方向にシフトしているが故ちょっとした出来事でも悪い方向に考えてしまうのがこの法則になります。
ただし、この法則、根拠が哲学のようなもので信じる者は救われるの精神なため、言ってしまうと宗教と変わりません。
「妄想」とは?
「妄想」は、自分の頭の中で世界を思い描くことで都合の良い話を作り出したり、あるいは逆のことを考えることです。
よく、「妄想」は、自分にプラスになることしか考えないといわれますが実は間違いで、マイナスに考えることも実は「妄想」になります。
「引き寄せの法則」と「妄想」の違い
両者の違いは、信じれば救われるの清新であるかそうではないかです。
「引き寄せの法則」は、プラスになることばかりを信じて妄信することにあり信じれば救われるの精神になります。
ですが、「妄想」は、信じれば損をする信じれば自滅するという考えを抱くことが許されるので両者の違いは、プラス思考であるかマイナスの思考にばかり走るかという違いでもあります。
「引き寄せの法則」の例文
・『引き寄せの法則は実のところ宗教と変わらない』
この例は、「引き寄せの法則」というマインドの切り替え方は、宗教と変わらず、信じれば救われるの精神だという例です。
なので、信じても救われないとわかるとこの法則は簡単に崩壊します。
「妄想」の例文
・『部長の考え方は妄想に近い』
この例は、部長の考え方は、部長の頭の中で成立する不合理なものだという例です。
「妄想」は、頭の中での考えで都合の良いものや悪い考えのことでこの例では、都合がよい考えだと述べており、実現性は乏しい考えであると述べています。
まとめ
「引き寄せの法則」については、これは信じれば救われるという考えに基づき思考を変えることが重要であると定めていますが、問題は、この考え、いとも簡単に壊れる点です。
なぜなら、救われないとわかれば、人間一つの考えにすがらなくなります。
なので別の方法を求め救済を願うという考えにシフトチェンジしますので、「引き寄せの法則」は、自らの努力というよりかは、感情論でそう思うというにすぎません。
そういった意味では、「妄想」も努力してそうあるべきという状況にならず、頭の中で都合よく解釈しているだけなので現実を直視した場合、自分の思い描くものと大きく異なることに失望します。
なので、「引き寄せの法則」と「妄想」においては、失望した場合、どうなるかという部分がとても大きく、「妄想」は、鼻からまがい物だとわかった世界なので失望は少ないのですが、「引き寄せの法則」の場合、実現できるかも、という部分が含まれているが故、失望した際ダメージが大きいのです。