「自発的」と「自律的」の違いとは?分かりやすく解釈

「自発的」と「自律的」の違い言葉・カタカナ語・言語

自分がする行動というものは基本的に自分で決定しなくてはなりません。

自分が決めてする行動には「自発的」「自律的」という態度があり、これは意味が異なります。

この記事では、「自発的」「自律的」の違いを分かりやすく説明していきます。

「自発的」とは?

「自発的」とは?

「自発的」とは自分から進んで物事に取り組んだり、行動することであり自主的な態度の際に使われる言葉です。

「自発的」な行動は基本的に他人から何も言われることなく進んでやることを示すものであり、子供の成長として親が希望する性格や態度としても有名です。

「自発的」に使われている「自発」は自然にそうする様という意味もあります。

他人から言われることなく、それでいて自然に自分から色々な行動するのが「自発的」という態度であり、自分の意志が強かったり干渉を得ない態度を持っているのも特徴です・ 「自発的」の類義語としては「能動的」「積極的」がありますが、こちらも自分から進んで色々な行動を取るという共通点の意味を持っています。

しかしこの2つは他の人に働きかけるという意味が強く、この意味は「自発的」には含まれていません。

「自律的」とは?

「自律的」とは?

「自律的」とは物体や物事、人物の行動などがそれ自体で決定される様や、解決されることを表す言葉です。

ある一定のルールに従って自動的に決定されることもあるので、自らを律するという意味から「自律的」という言葉が作られました。

「自律的」は他人から影響や干渉、強制力などを受けずに自分の規則によって行動するという意味があり、これによって意志が固いという性格を表す時にも使うことが可能です。

自分が決めた規則や規範に沿って行動するために、「自律的」はロボットのような性格を例える時にも使います。

「自律的」の類義語としては「自立的」がありますが、こちらは自分が主体となって物事を決めるという意味がありルールなどの外的な要因の影響や関係性は重要視されていません。

「自発的」と「自律的」の違い

「自発的」と「自律的」の違い

「自発的」は自分から進んで物事に取り組む態度を表す言葉であり、これは自分の意志が特に重要視されます。

他人に対する働きかけという点はあまり重要でないことから、あくまでも自分の決定という意味が中心となるのが特徴です。

「自律的」は自分の中で決めたルールや規範によって行動するという意味があり、機械的に行動する様を表す言葉です。

「自発的」の例文

「自発的」の例文

・『ボランティアは自発的な行動が求められる』
・『自発的な参加により、掃除はみるみるうちに終わった』

「自律的」の例文

「自律的」の例文

・『その哲学者は自律的な行動することで有名だった』
・『ダイエットのために自律的な食事制限と運動メニューをしている』

まとめ

まとめ

人間の行動は他人から左右されるものも多いのですが、自分の意志で決めるものも多く存在します。

「自発的」「自律的」は意味こそ違うものですが、自分で決めて行動するという点で共通しています。