この記事では、仮想通貨の「取引所」と「販売所」の違いを分かりやすく説明していきます。
「取引所」とは?
取引所とは、とりひきじょという読み方をする言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を目にすれば明らかな事ですが、合意や契約を元に金品のやり取りをするといった意味を持つ取引の漢字に、何かが行われるところやばしょを意味している所の漢字を組み合わせる事で成立している言葉となっています。
だからこそ仮想通貨の取引所は、ユーザー同士で仮想通貨の売買をするといった形で取引を行う場所を表すのです。
「取引所」の使い方
取引所は、仮想通貨を購入したいユーザーと売却したいユーザーとを結び付けて、売買を成立させる所という意味で使われる言葉となっています。
仮想通貨を売買する主な方法の1つが、この取引所を利用する事であるため、仮想通貨の話題を話したり、仮想通貨に関して調べ物をした際にこの言葉を見聞きする事が多いです。
ただし仮想通貨の取引所はあくまで、売り手と買い手の注文内容が合えば取引が成立するだけなので、当然ですが売り手が必ずしも望み通りの価格で売却出来る訳ではありません。
「販売所」とは?
販売所とは、はんばいじょという読み方をすべき言葉です。
文字で表記されたこの言葉を見れば理解出来る事ですが、品物を売る事や売りさばくといった意味がある販売の文字に、何かがあるところや地点といった意味を有する所の文字を付け加える事で完成した言葉となっています。
そのため仮想通貨の販売所は、交換業者から仮想通貨を購入したり売却するというやり方で取引を行う場所を示すのです。
「販売所」の使い方
販売所は、交換業者が決定した価格で仮想通貨を取引する場所という意味で、使用される言葉となっています。
仮想通貨を売買する際の主要な方法の1つと言えるので、個人で仮想通貨を取引する際に販売所を利用する人は少なくないです。
なので仮想通貨の話題が出た際には、どこの販売所を利用しているといった形でこの言葉が登場したりします。
「取引所」と「販売所」の違い
取引所と販売所を見比べれば、最初の2文字が取引と販売という明確な漢字の違いを直ぐに見付け出す事が可能です。
ですが3文字目はどちらも所と同じ漢字が使われており、しかもどちらも仮想通貨を売買する場所であるため混同する可能性がある言葉同士と言えます。
もっとも取引所は、個人同士を結び付けて仮想通貨の売買を成立させる場所です。
一方の販売所は、交換業者と仮想通貨を売買して取引を行う所を表す言葉となっています。
「取引所」の例文
・『仮想通貨の取引所で上手く高値で売却する事が出来ました』
「販売所」の例文
・『私は仮想通貨を取引する際は、基本的に販売所を利用しています』
まとめ
2つの言葉は共に仮想通貨を売買する場所を表す上に、3文字目に同じ所の文字が使用されています。
所が2文字目までは取引と販売という文字の違いがあるため、表す意味合いも違っているのです。
まず取引所は、仮想通貨を購入したい人と売却したい人を結び付ける事で、売買を成立させようとする場所を示します。
対する販売所は仮想通貨の交換業者と売買する事により、取引を成立させる場所を示す言葉です。