この記事では、「ノンバンク」と「街金」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ノンバンク」とは?
「ノンバンク」とは、金融機関と呼ばれる銀行や信用金庫などではない、金融業者全ての総称になります。
具体的には、消費者金融や商工ローン各社がこれに当たり、きちんと金融庁より「貸金業者」としての許可を得て営業しています。
先の銀行などは、「銀行系」とまとめられ、それに対して「ノンバンク」と使うという具合になり、「ノンバンクなら融資が受けられそうだが、金利の面で~」といったような使われ方になります。
その「銀行系」と比べて、金利が高く設定されていることがほとんどな反面、そこまで審査が厳しくないことが多く、また、融資までのスピードも比較的早いというのが特徴となっています。
「街金」とは?
「街金」とは、消費者金融と称される「ノンバンク」の中で、規模が小さい業者のことを指す表現です。
よって、消費者金融の中でも大手と呼ばれ、全国展開しているアコムやプロミス、アイフルなどはこうとは表現せず、1つの事務所だけで営業しているような規模の業者がこれに当たります。
この「街金」の由来は、街の金融業者という意味からきており、その地域の人にしか融資をしていないことが多いと考えていいでしょう。
先に挙げたような大手になると、全国どこからでも利用できるという大きな違いがあります。
また、利便性の面でも、カードが発行されず、直接返済に行かなくてはいけないような業者もあるので注意してください。
「ノンバンク」と「街金」の違い
「ノンバンク」と「街金」の違いを、分かりやすく解説します。
「ノンバンク」は、要は「銀行ではない」という直訳から付いた表現で、それ以外の金融業者を指します。
「街金」は、その中でも小さな消費者金融のことで、このような金融業者は、全国に2000以上存在しています。
まとめ
「ノンバンク」と「街金」は、このような違いになります。
金利の面で差があるので、できれば「ノンバンク」より、「銀行系」から借りたいものですが、審査の厳しさなどから「ノンバンク」が利用されることも多く、こちらも必要な存在だと言っていいでしょう。