「気が弱い」と「気が小さい」の違いとは?分かりやすく解釈

「気が弱い」と「気が小さい」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「気が弱い」「気が小さい」の違いを分かりやすく説明していきます。

似た印象の2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。

「気が弱い」とは?

「気が弱い」とは?

「気が弱い」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「気が弱い」「きがよわい」と読みます。

「気が弱い」「自信が持てずに、他人に気兼ねをしたり、思い通りに行動できない様子」を意味します。

例えば、友達からスマホを貸してほしいと言われたとき、本当は貸したくないのに、友達に対して気兼ねをして、断り切れずに貸してしまう場合、「気が弱い」と言えるでしょう。

また、本当は見たい映画があるのに、一緒に行く家族に気兼ねをして、自分が見たい映画を言えず、他の映画を見ることになる人も「気が弱い」と表現できそうです。

さらに、海外旅行に行きたいと思うけれど、海外できちんと行動できるかどうかが不安になり、結局、海外旅行をやめて、国内旅行にしてしまうような人も「気が弱い人」と言えるのではないでしょうか。

「気が小さい」とは?

「気が小さい」とは?

「気が小さい」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「気が小さい」「きがちいさい」と読みます。

「気が小さい」「小さなことを気にする。

度量が小さいこと」
という意味があります。

例えば投資を始めようとしたのに、負けることが嫌で、少額しか投資できず、予想通りに購入した株が上がっても、ほとんどもうけが出ないような人は、「気が小さい人」と言えるのではないでしょうか。

また、海外旅行に行くことになった時、外国人と接することが怖くなり、ホテルからほとんど外出しないような人も「気が小さい」と言えそうです。

「気が弱い」と「気が小さい」の違い

「気が弱い」と「気が小さい」の違い

「気が弱い」「気が小さい」の違いを、分かりやすく解説します。

「気が弱い」「自信が持てずに、他人に気兼ねをしたり、思い通りに行動できない様子」を意味します。

一方の「気が小さい」「小さなことを気にする。

度量が小さいこと」
という意味があります。

例えば、デートをしようとしたとき、誘われた相手の事情を考えすぎたり、誘ったとしても断れるに違いないと思い、結局デートに誘えない人は「気が弱い人」になります。

一方で、デートをOKしてもらったものの、相手の声が少し暗かったことを気にして、誘ったことをくよくよと悩むような場合は、「気が小さい」と言うことができます。

くよくよした結果、結局デートに誘えないようなタイプの人は、「気が弱い人」と言えます。

このように一方で、デートをしたものの、小さなことを気にしてデートを楽しめないようなタイプの人を「気が小さい」と言えるのではないでしょうか。

まとめ

まとめ

「気が弱い」「気が小さい」の違いについて見てきました。

2つの言葉が示す人のタイプには、微妙な違いがありました。

このようなタイプの人を見たとき、「気が弱い」のか「気が小さい」のか、区別してみてはいかがでしょうか。