「持続」と「維持」の違いとは?分かりやすく解釈

「持続」と「維持」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「持続」「維持」の違いを分かりやすく説明していきます。

「持続」とは?

「持続」とは?

ある状態が変わらずに続くことです。

中断する、途中で変化するということがなく続くことをいいます。

薬のことで考えてみます。

薬は体内に吸収された後、肝臓で分解されて、やがて尿として排出されます。

つまり、吸収された薬の成分がずっと体の中に残っているのではなく、効き目が同じ度合いでずっと続くわけではないのです。

薬のCMなどで「持続時間が違う」と聞いたことがあるでしょう。

これは効き目が変わることなく続く時間が他とは違うという意味です。

分解されてあっという間に体内からなくなってしまうのではない、ということです。

化粧品には、塗ってずっと潤いが続くものと、すぐに乾燥してしまうものとがあります。

乾燥してしまうものは、塗った直後は潤っている感じがあるのですが、時間が経つと潤いがなくなります。

つまり、潤いから乾燥という変化があるのです。

潤いが続くものは、塗ったときの潤い感と数時間経ってからの潤い感が同じです。

潤い感が変わりません。

これは「潤いが持続」と表現できます。

「持続」の使い方

ある状態が変わらないで続くという意味で使用します。

「維持」とは?

「維持」とは?

物事をある状態で変わらずに保ち続けることです。

変えないようにするといった意味合いです。

ダイエットをしている人のことで考えてみます。

この人はダイエット前には55kgあったのですが、ダイエットをしたことで47kgになりました。

これまでは、好きなお菓子を好きなときに好きなだけ食べる、運動はまったくしない、といった生活をしていました。

ダイエット後の体重になるまでには、運動をしたり、食事の見直しをしたりしました。

せっかく理想の体重になれたのだから、また以前のようにはなりたくないです。

そのため、47kgでい続けようとしました。

努力の結果、ずっと47kgです。

このような変わらないである状態のままのことを意味する言葉です。

「維持」の使い方

ある状態が変わらないように保つことという意味で使用をします。

意識的に行う場合に使うことが多いです。

「持続」と「維持」の違い

「持続」と「維持」の違い

「ある状態が変わらない」という点で意味が似ていますが、使い方に違いがあります。

前者は、自然とそうなる場合にも、意識をしてそうする場合にも使用をします。

後者は、意識してそうする場合に使うことが多いです。

「保つ」ということに重きがおかれています。

「持続」の例文

「持続」の例文

・『持続可能な社会を目指す』
・『長時間効き目が持続する』
・『緊張を持続させる』
・『努力が持続している』

「維持」の例文

「維持」の例文

・『よい姿勢を維持する』
・『やせた体重を維持する』
・『好調を維持する』
・『トップの座を維持する』

まとめ

まとめ

ある状態が変わらないで続くという点が似ている2つの言葉ですが、一方は中断しないで続く、もう一方は保ち続けるという意味合いがある点が異なります。