この記事では、「直系」と「傍系」の違いを分かりやすく説明していきます。
「直系」とは?
「直系」は、始祖からなる人物で親子関係にある人物が直系です。
その為、婚約者がいて配偶者がその下にあれば、別の家系でも一応「直系」に当たります。
なお、自分の姉は、母親に当たらない人物であるため、親子ではないが故、「直系」ではなく、元々の親から枝分かれした存在に当たります。
「傍系」とは?
「傍系」は同じ始祖からなり枝分かれした人物達で、共通の祖先がいるというだけの存在です。
つまり親子関係はなく、親戚にあたる、兄弟に当たるといううのがこの「傍系」です。
「直系」と「傍系」の違い
「直系」と「傍系」の違いは、親子関係にあるかどうかです。
「直系」は親子関係があり、本人から見て親が存在し、自分も親であるかどうかにあり、自分も親である場合、その子供たちが「直系」に当たります。
「直系」や「傍系」は必ず、自分から見た視点であるため「傍系」の場合自分から見て、親子ではない存在でかつ同じ祖先をもとに持つ人物たちを言うのです。
「直系」の例文
・『戸籍は、直系であるか配偶者の関係であれば事実上戸籍を得ることができる』 これは戸籍法という法律を記した例で、戸籍という物は、子孫を同じに持ち、親子関係が証明されているか、親子ではないが親族に養ってもらう人物であれば、家族として戸籍を与えるという物です。
「直系」は親子関係にある同じ祖先をもつ人たちですが、このケースはそれに配偶者という物が付与されており、要は家族だと証明されれば戸籍を与えるという規約を指しています。
「傍系」の例文
・『傍系の会社』
この言葉は、直営の企業から離れて枝分かれした会社という意味です。
「傍系」は、家族などにも意味があり、企業などにおいては直営から離れて枝分かれした会社を指します。
なお、企業においても元の企業が枝分かれする前は同じであるため、枝分かれしていますが別の事業者としてみなし、資本も別とします。
つまり支配されてない会社でもあり、枝分けする前の会社はこの会社が倒産しそうな場合助ける必要性はありません。
まとめ
「直系」と「傍系」の違いは、自分から見て、親子関係にあり子孫が同じであるかです。
「直系」は自分から見て親子であり、かつ子孫が同じでなければいけません。
「傍系」の場合、親子である必要性は皆無で子孫が同じであれば、それでよしであるため、この言葉は、両者とも企業の在り方を示す言葉でもあります。
その為、「直系企業」は会社の下にさらに会社を作ってお仕事をしていいるため資本は同じですが、「傍系」は、元々同じ会社で働いていた人物が会社を興して企業の系列に加わってお仕事をしますが、「直系」側は別の会社であるととらえることもでき、子会社ではないため、面倒を見る必要性は無いです。
無論、「傍系会社」も同じことが言え、親元が倒産しそうだと判断した場合、親元の家系図から抜け出して別の会社ですと言い切ることができるのが「傍系企業」でこれを可能とするのは会社が「直系企業」により支配されていないが故です。
