この記事では、「尊い」と「儚い」の違いを分かりやすく説明していきます。
「尊い」とは?
「尊い」は「たっとい・とうとい」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「神聖で近寄りがたい」という意味で、神仏の様に高められていて、とても気軽に近づいたり接したりできないことです。
2つ目は「高貴で近寄りがたい」という意味で、身分が高くてとても近寄れないことです。
3つ目は「きわめて価値が高い」という意味で、非常に貴重で滅多に手に入らなかったり、金額に換算すると相当な高さになることです。
3つ目は「徳が高い」という意味で、人徳が高く敬うべき存在のことです。
上記に共通するのは「崇高である」と意味です。
「尊い」の使い方
「尊い」は「神聖で近寄りがたい」「高貴で近寄りがたい」「きわめて価値が高い」「徳が高い」という意味で使われます。
形容詞として使われたり、副詞として「尊く見える」などと使われたり、名詞として「尊さ」と使われたりします。
基本的に、崇高で近寄りがたいことや、滅多に手に入らず価値が高いことに使われる言葉です。
「儚い」とは?
「儚い」は「はかない」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「束の間であっけなく消えていく様子」という意味で、短い間しかなく、むなしくなくなってしまう様子のことです。
2つ目は「見込みがなく頼りにならない様子」という意味で、確かではなく信頼できな様子です。
3つ目は「見通しがはっきりせず不安な様子」という意味で、先のめどが立たずに安心できない様子です。
4つ目は「それをするだけの甲斐がない」という意味で、やっても無駄なことです。
5つ目は「取り立てて言うの程のこともない」という意味で、つまらなく取るに足りないことです。
上記に共通するのは「不確かである」という意味です。
「儚い」の使い方
「儚い」は「束の間であっけなく消えていく様子」「見込みがなく頼りにならない様子」「見通しがはっきりせず不安な様子」「それをするだけの甲斐がない」「取り立てて言うの程のこともない」という意味で使われます。
形容詞として使われたり、副詞として「儚く散っていく」と使われたり、名詞として「儚さ」と使われたりします。
基本的に、不確かで、追い求めてもあっという間になくなってしまう様子に使われる言葉です。
「尊い」と「儚い」の違い
「尊い」は「崇高で近寄りがたいことや、滅多に手に入らず価値が高いこと」という意味です。
「儚い」は「不確かで、追い求めてもあっという間になくなってしまう様子」という意味です。
「尊い」の例文
・『ここには尊い仏像が安置されている』
・『世界では毎日戦争で尊い命が奪われていく』
・『この世にあるものは全てが尊い』
・『師と仰ぐ方からいお言葉を頂いた』
「儚い」の例文
・『花の命は儚い』
・『儚い恋が終わってしまった』
・『宝くじで1億円当てたいなど儚い望みだ』
・『大金持ちと結婚したいなど儚い夢だ』
まとめ
今回は「尊い」と「儚い」について紹介しました。
「尊い」は「崇高で近寄りがたい」、「儚い」は「不確かですぐなくなる」と覚えておきましょう。