「手本」と「見本」の違いとは?分かりやすく解釈

「手本」と「見本」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「手本」「見本」の違いを分かりやすく説明していきます。

「手本」とは?

「手本」とは?

「手本」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「手本」「てほん」と読みます。

「手本」「習う人が模範とすべき字や絵などの書いてある本」という意味があります。

例えば、習字を習っている子供が、模範とすべき字が書いてある本を見ながら、練習するとき、「手本通りに字を書く」などと言えます。

次に、「手本」には「見習うべき物事」という意味があります。

例えば、同じ職場に、自分よりも上手に仕事をこなしている同僚がいるとき、見習うべきだと感じるのではないでしょうか。

このような場合、「同僚を手本にして、仕事をする」などと言うことができます。

また、職場の上司が、部下に対して、こうあるべきだと社会人としての模範を示そうとすると、「部下に手本を見せようと張り切る」などという文章にすることができます。

「見本」とは?

「見本」とは?

「見本」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「見本」「みほん」と読みます。

「見本」「商品などの質や形状を、買い手に知らせるために示す品」という意味があります。

「サンプル」というカタカナ語にすることもできます。

例えば、背広を作る時、背広を作るための生地を一定の大きさに切って、リングなどに通してまとめて置かれていることがあります。

このような物を、「生地の見本」などと言います。

次に「見本」には「具体的な例」という意味があります。

例えば、子供たちに野球を教えている人が、口で説明するのではなく、自分でボールを投げたりとったりして見せる時、「投げ方の見本や、打ち方の見本を見せる」などと言うことができます。

また職場に、参考になる仕事の仕方をしている人がいる時、「みんなのお手本になる優秀な社員」などと呼ばれるかもしれません。

「手本」と「見本」の違い

「手本」と「見本」の違い

「手本」「見本」の違いを、分かりやすく解説します。

「手本」「見本」で、特に共通するのが、「手本」「見習うべき物事」という意味と、「見本」「具体的な例」という意味です。

どちらも、何かをするときの、道標となるような行いを指す言葉になります。

ただし、「手本」には「見習うべき」という意味が含まれていますが、「見本」にはそのような意味が含まれていません。

「見本」は具体的な例を示すだけで、「素晴らしい」とか「模範的」というニュアンスがないという違いがあります。

「彼を手本にして」という場合には、彼に対するリスペクトがありますが、「彼を見本にして」という場合は、リスペクトするような雰囲気が含まれていないという違いがあります。

まとめ

まとめ

「手本」「見本」の違いについて見てきました。

「手本」「見本」は、何かをするときの例を意味する言葉ですが、「手本」には「模範」という意味が含まれるのに対して、「見本」にはそのような意味が含まれないという違いがあることを知っておきましょう。