「サークル」と「部活」の違いとは?分かりやすく解釈

「サークル」と「部活」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「サークル」「部活」の違いを分かりやすく説明していきます。

「サークル」とは?

「サークル」とは?

「サークル」とは、同様の趣味や趣向、研究などを持つ人たちが集まって、その事柄について創作したり楽しんだりする事を目的とした同好会やクラブ活動の事を指します。

大学における「サークル」とは、非常に自由であるという特徴が挙げられます。

活動時間や活動頻度などについては制約がない場合がほとんどで、その趣味や趣向に関して全くの初心者から上級者まで関係なく所属する事ができます。

また複数の「サークル」を掛け持ちしたり、「インターカレッジサークル」と呼ばれる、大学間をまたいだ「サークル」も存在しているため、その範囲は非常に広いと言えるでしょう。

「サークル」は基本的に個人で運営されるため、その活動費用については自費である場合がほとんどで、活動頻度が多くなるつれて活動費用の負担も増えて行ってしまうというデメリットもあります。

しかし、自分の趣味や趣向に特化した経験や活動を、同様の目的を持った人たちと共に共有できるという点では、「サークル」はとても有意義な活動であると言えるでしょう。

「部活」とは?

「部活」とは?

「部活」とは、「部活動」の略であり、大学や所属する元となっている団体に正式に認められ、特定の趣味や特技などを本格的に練習したりする活動の事を指します。

「部活」は、専門知識を持った顧問と呼ばれる指導役が存在し、より専門的で集中的なトレーニングを積む事を目的としています。

活動時間も長く、大会などが近づいていたりする場合は長時間に渡り練習が行われたり、厳しい活動を強いられる事があります。

「部活」は、正式に認められた活動のため、練習に必要な道具などを購入するための経費については、大学側から支出される事になります。

そのため、より専門的な練習であったり、充実したトレーニングをする事が可能で、場合によってはプロの道へと進む人も現れます。

「部活」のデメリットは、この練習量の多さにあり、時間的に拘束される事はもちろん、自分の自由な時間さえも「部活」の時間に費やす必要があるため、「部活」に入るにはそれなりの覚悟と本気度が必要だと言えるでしょう。

「サークル」と「部活」の違い

「サークル」と「部活」の違い

「サークル」「部活」の大きな違いは、やはり自由度でしょう。

「サークル」は、個人の好きな時間、好きなタイミングで参加する事が出来るため、個人の自由な時間に影響を与える事はありません。

「サークル」は、趣味を楽しむという事が第一の目的であるため、活動頻度についても個人の決定が尊重されます。

対して「部活」は、週3日~5くらいの活動時間があり、1日の練習時間も長く、束縛されやすい傾向にあると言えます。

さらに、大会などの重要な場面では長期間に渡り、練習のためだけの合宿を行うなど、その本気度は「サークル」とは大きく異なります。

また活動にかかる費用についても違いがあり、「サークル」はほとんどの場合で自費での活動が主となっているため、「サークル」の活動内容によっては、多額の出費が必要となるケースもあります。

「部活」は正式に認められている活動のため、費用については大学側で用意され、その大学の主力となっている「部活」に至ってはプロ並みの練習が出来る環境が備えられている例も少なくありません。

まとめ

まとめ

「サークル」「部活」は、その活動内容や頻度、範囲について大きな違いがあります。

専門的にしっかりと取り組みたいのであれば「部活」を、好きな時に自由に参加したいのであれば「サークル」を選択するのがよいでしょう。