この記事では、「スパッツ」と「レギンス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「スパッツ」とは?
「スパッツ」には2つの意味があります。
ひとつは、足首と靴の間に小石や雪などが入ることを防ぐための覆いです。
もう一つは、伸縮性のある素材で作られた、タイツのつま先部分がないような形のズボン・タイツです。
このズボンは、伸縮性のある素材で作られることが一般的です。
ジーンズのような伸びない生地は使用されません。
そして、脚にピッタリとフィットする形であることが一般的です。
だぼっとして、脚と布の間に大きなすき間ができる形のものはありません。
このズボンは、一般的なズボンのようにこれだけで履くことは少なく、スカート、ワンピース、チュニックなどをあわせられます。
丈の長さはいろいろで、足首までを覆うものもあれば、膝丈くらいのものもあります。
これはファッションアイテムとして着用するだけでなく、寒さ対策、スカートからパンツが覗くくことの対策などにも活用されます。
「スパッツ」の使い方
伸縮性のある素材で作られた、脚にピッタリとフィットするズボン・タイツを指して使用する言葉です。
「レギンス」とは?
「レギンス」には3つの意味があります。
1つめは、乳幼児用の足にピッタリしたズボンです。
足首の部分がゴム状になっているものが多いです。
2つめは、伸縮性のある素材で作られた、脚にピッタリとフィットするズボン・タイツです。
このズボンは、伸縮性のある素材で作られ、ジーンズのような伸びないものではありません。
伸縮性があるため、腰をかがめるときに動きやすいです。
丈の長さはいろいろで、足首まで覆うものもあれば、膝丈くらいのものもあります。
着用するときには一般的なズボンのようにこれだけで履くことは少なく、スカート、ワンピース、チュニックとあわせられることが多いです。
ファッションアイテムとしてだけでなく、寒さ対策、スポーツ用、スカートからのパンツ覗き防止などにも活用されています。
3つめの意味は脚絆です。
脚絆は徒歩旅行や作業のときにすねにつけるものです。
「レギンス」の使い方
伸縮性のある素材で作られた、脚にピッタリとフィットするズボン・タイツを指して使用されています。
「スパッツ」と「レギンス」の違い
2つの言葉が指すものに大きな違いはありません。
明確な区別はなく、これらの言葉が使われています。
「スパッツ」の語は登山などのスポーツで着用するもの、「レギンス」の語はファッションアイテムとして着用するものを指して使われることが多いです。
「スパッツ」の例文
・『スパッツを着用する』
・『スパッツを2枚購入する』
・『スパッツを洗濯する』
・『登山をするときにスパッツを着用する』
「レギンス」の例文
・『十二分丈のレギンス』
・『レギンスが安売りされていた』
・『温かい素材で作られているレギンス』
・『寒さ対策のためにレギンスを着用する』
まとめ
2つの言葉が指すものは形が同じで、大きな違いはありません。