「トロフィー」と「優勝カップ」の違いとは?分かりやすく解釈

「トロフィー」と「優勝カップ」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「トロフィー」「優勝カップ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「トロフィー」とは?

「トロフィー」とは?

優勝や入賞など輝かしい成績を出したものに与えられる、盾・カップ・像などのことです。

これは、スポーツの競技や大会などで優勝したものに与えられます。

また、文化や芸術で素晴らしい作品を作ったものや、入賞したものにも与えられます。

たとえば、サッカーのワールドカップでは優勝したチームに、土台の上に地球をかたどったものをのせた金色の像が与えられます。

このとき選手たちに渡されるものが「トロフィー」です。

スーツオブザイヤーという、スーツが似合う人に与えられる賞があります。

これは、スポーツとは関係ないものですが、これにも「トロフィー」があります。

選ばれた人にそれが渡されます。

この言葉が意味するものの形は、盾・カップ・像など、手に持つものです。

メダルのように首にかけるものではありません。

「トロフィー」の使い方

優勝や入賞をしたものに与えられる、盾・カップ・像などを指して使用する言葉です。

紙の表彰状や首にかけるメダルを指しては使用しません。

「優勝カップ」とは?

「優勝カップ」とは?

優勝したものに与えられる賞杯のことです。

これは、金属製やガラス製で両手で持つ形になっています。

杯のような形です。

リボンがかけられていることもあります。

大きさはさまざまで、両手で簡単に持てるものもあれば、大きくて持つのが大変なものもあります。

これが与えられるのは優勝したものです。

功労賞や直木賞など、文化・芸術に関係する事柄で与えられるものではありません。

ゴルフツアーの様子がテレビで映し出されることがあります。

最終日を迎えてすべてのコースをまわり終えた時点で優勝者が決まります。

そして、試合の最後に優勝した人に「優勝カップ」が渡されます。

ツアーによってどのような形なのか異なりますが、両手で持つ形であることは共通しています。

「優勝カップ」の使い方

優勝したものに与えられる、金属性やガラス製の両手で持つ杯のような形のものを指して使用する言葉です。

「トロフィー」と「優勝カップ」の違い

「トロフィー」と「優勝カップ」の違い

2つの言葉が指すものは、どういった人に与えられるのかと、どういった形なのかが違います。

「トロフィー」は優勝した人や入賞した人など、素晴らしい成績を出した人に与えられます。

形は、盾・カップ・像などです。

「優勝カップ」は試合などで優勝した人に与えられます。

形はカップです。

「トロフィー」の例文

「トロフィー」の例文

・『トロフィーを受け取る』
・『自宅にはたくさんのトロフィーが飾られている』
・『トロフィーを手渡す』
・『トロフィーが与えられた』

「優勝カップ」の例文

「優勝カップ」の例文

・『優勝カップを手にする』
・『次に優勝カップを手にするのは誰か』
・『優勝カップを掲げる』
・『優勝カップを飾る』

まとめ

まとめ

2つの言葉が指すものは、誰に与えるのか、どういった形をしているのかという点に違いがあります。