「協力」と「連携」の違いを分かりやすく解釈

「協力」と「連携」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「協力」「連携」の違いを分かりやすく説明していきます。

「協力」とは?

「協力」とは、ある目的に向かって、力を合わせるという意味になります。

「協力して欲しい」という言い回しをよく使います。

これは自分と力を合わせて欲しいという意味ですが、持っている技術力、人脈、実績、場合によってはお金などを提供して欲しいという意味にもなります。

つまりお願いする方は「協力」であっても、される側からすれば「負担を強いられている」と感じることもあるわけです。

言葉の本来の意味と、実際の状態は違う場合もあると理解しておきましょう。

「彼には世話になったから、協力は惜しまない」「兄弟で協力して店を出した」「これは協力じゃなくて、ただ一方的に彼女が依存しているように見える」などと、使います。

「連携」とは?

「連携」とは、「連絡提携」という意味の言葉です。

相手と連絡をこまかく取り合って、一緒に、一つの目的を持って物事にあたることです。

仕事だけでなく、物事全般に使います。

またこの「連携」が上手くいっていれば物事はスムーズに、成功しやすく、上手くいっていなければ失敗や問題が起こりやすいといったことにもなります。

「彼らは連携がとれていない」「彼女と連携して、この研究を進めていくことにした」などと、使います。

「協力」と「連携」の違い!

「協力」「連携」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらの言葉も相手と一緒に何かをするという意味合いは同じです。

それではどのような違いがあるのか見ていきましょう。

まず「協力」ですが、これはある目的があり、それに向かって、それぞれの力を合わせるという意味になります。

できる方にただ任せるのではなく、それぞれが持っている何かを出すというイメージになります。

そして「連携」は相手と連絡を取り合い「一つの目的」の為に一緒に物事をすることを言います。

何から何まで全部一緒にするわけではありません。

簡単に覚えるならば「協力はある目的に向かい、それぞれの持つ力を合わせること」「連携は連絡を取り合い、一つの目的を、一緒に行うこと」となります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「協力」「連携」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

同じような意味合いなのですが、微妙な違いがありますので、ふさわしい方を選ぶようにしてください。