「巻き寿司」と「キンパ」の違いとは?分かりやすく解釈

「巻き寿司」と「キンパ」の違い食べ物・飲み物

この記事では、「巻き寿司」「キンパ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「巻き寿司」とは?

「巻き寿司」とは?

「巻き寿司」は、日本古来の食べ物で1783年の近世あたりに登場しました。

食べ物自体は、炊いたご飯にお酢を混ぜた酢飯に具材を入れて海苔で巻いた物で海苔は味付け海苔ではない海苔を使用します。

肝心の具材については、魚介だったりかんぴょうに高野豆腐にサクラデンブなど食材が痛まない物などもあり中に入れる具材は、日本人が好むものを入れていると言えます。

「キンパ」とは?

「キンパ」とは?

「キンパ」は、韓国の海苔巻きで日露戦争時に日本人が韓国に手広げた海苔巻きであると言われています。

その為、生まれた歴史は、実は「巻き寿司」よりも浅く、1903年と浅いです。

なお「キンパ」は酢飯を使用せず、ゴマと塩で味付けしたご飯を味付けのりでくるむのが「キンパ」で具材はたくあんです。

「巻き寿司」と「キンパ」の違い

「巻き寿司」と「キンパ」の違い

「巻き寿司」「キンパ」の違いは、ご飯が酢飯であるかと海苔が味付け海苔ではない海苔であるかどうかです。

「巻き寿司」は、酢飯で海苔は味付けではない海苔になりますが「キンパ」はご飯は塩ご飯で海苔は味付け海苔になります。

「巻き寿司」の例文

「巻き寿司」の例文

・『鉄火巻きという巻き寿司は、賭博場で流行した食べ物』
この例は、鉄火巻きというマグロを具材にした巻き寿司は、賭博場で流行した食べ物であるという例です。

というのも、「巻き寿司」は、海苔で巻いてあるが故形が崩れず、大きさを調整することで食べやすい大きさにすることが可能で片手でも食べることが可能であるため、サンドイッチのように片手で食べることができます。

「キンパ」の例文

「キンパ」の例文

・『キンパは、味付け海苔派と普通の海苔派がある』
実は、韓国の「キンパ」という「巻き寿司」には、味付けのりで海苔巻きを巻く派とそうではない派閥があり、別れています。

これは何故かというと、韓国のりはもともと日本人が製造法を与えた結果生まれた産物なのですが、味付けのりを使用しない派閥は、日本の海苔の製造法を守った上で「キンパ」を作っているため変にアレンジをしていないが故2つの派閥に分かれてしまっているのです。

まとめ

まとめ

「巻き寿司」「キンパ」については、日本の文化をアジアに広げた結果派閥が生まれてしまい、海苔巻きを作る際の海苔について2つの派閥が生まれてしまいました。

一つは韓国のりの味付け派閥、もう一つは日本の海苔の製造法を守り作った海苔巻きの派閥があります。

一方、日本はすでに「巻き寿司」については酢飯を使用することでお寿司の親せきであるとしており、鉄火巻きであろうと酢飯を使用することで生物を含ませてもいた醜いお寿司を作ることに成功しているためいわば歴史が異なります。

つまり、韓国側の「キンパ」は酢飯を再現することができなかったが故同じものを作り出すことができなかったということで、お酢は当時は日本人しか作り出すことができずお酢の作り方は教えなかったが故、「キンパ」はお塩でシャリの寿命を延ばした塩結びタイプになったわけです。

しかし、これはこれで文化としては素晴らしく、海苔巻きの保存法の一つであると言えます。