「合気道」と「空手」の違いとは?分かりやすく解釈

「合気道」と「空手」の違いスポーツ

この記事では、「合気道」「空手」の違いを分かりやすく説明していきます。

「合気道」とは?

「合気道」とは?

「合気道」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「合気道」「あいきどう」と読みます。

「合気道」は、「天地の気に合する道」という意味があります。

武道家の、植芝盛平が創始した武道で、柔術や剣術など、日本古来から伝わる武術を研究してまとめた、体術を主としている総合武道になっています。

大東流合気柔術・柳生新陰流・鹿島新当流などの流派があります。

合理的に身体を使うことで、体格や体力に関係なく、相手を制することができるとされているのが特徴となっています。

「小よく大を制する」の精神で、投げ技や固め技などを用いることで、相手を傷つけずに制することが可能となっています。

また、「試合がない」という特徴もあります。

「70歳になっても、合気道なら習うことができる」「合気道は打撃よりも、体術を重んじる」などという文章を作ることができます。

「空手」とは?

「空手」とは?

「空手」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「空手」「からて」と読みます。

「空手」は、「挙足による、打撃技を特徴とする武道のこと」という意味があります。

拳による打撃、足による打撃により、相手にダメージを与える格闘技の一つとなります。

沖縄の拳法「手」と、中国の武術などが融合して発展したと言われています。

現在の「空手」は、寸止めルールが採用されている「伝統派空手」と、直接打撃を当てる「フルコンタクト空手」に採用することができます。

「空手」の基本構成は「型(かた)」と、「組手(くみて)」になります。

「型」は一人で演舞する「空手」のことを指し、各種の技を決まった順序で演舞していきます。

一方「組手」は、二人組で行う実践的な練習方式で、決められた手順で技を掛け合ったり、自由に技を掛け合ったりします。

「フルコンタクト空手は、恐怖心を克服する必要がある」「空手の型は、勇ましくて見事だ」などという文章を作ることができます。

「合気道」と「空手」の違い

「合気道」と「空手」の違い

「合気道」「空手」の違いを、分かりやすく解説します。

「合気道」「空手」の、日本の伝わる武術になります。

また、日本全国に道場があり、世界にも愛好家が多い点でも共通点があります。

ただし「合気道」は、体術を前面に押し出した武術なのに対して、「空手」は、打撃を前面に押し出した武術という点が、最大の違いになります。

また、「空手」は、2021年に開催された東京オリンピックの正式種目に採用されるなど、「試合」が注目されているのに対して、「合気道」は、基本的に試合を行わないという違いがあります。

まとめ

まとめ

「合気道」「空手」の違いについて見てきました。

体術を押し出した「合気道」と、打撃を押し出した「空手」という大きな違いがありました。

これから武術を習いたい人は、二つの武術の違いを選択する参考にしてみてはいかがでしょうか。