この記事では、「主食」と「主菜」の違いを分かりやすく説明していきます。
2つの言葉には、どのような意味、また違いがあるでしょうか。
「主食」とは?
「主食」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「主食」は「しゅしょく」と読みます。
「主食」は「日常の食事で、主となる食べ物」という意味があります。
反対語は「副食(ふくしょく)」で、「主食に添えて食べるもの。
おかず」という意味があります。
「主食」は、日本人の場合は「ご飯」が多いのではないでしょうか。
また欧米では「パン」が「主食」になるかもしれません。
フィンランドなど、北欧の国ではジャガイモが「主食」として食べられています。
またメキシコでは、「トルティーヤ」というトウモロコシを原料としたパンのようなものが「主食」となっています。
インドでは、日本人にもおなじみの、小麦を原料とした「ナン」や「チャパティ」などが「主食」として食べられています。
このように、食事をするときに、必ずと言っていいくらい、食卓に上る食べ物のことを「主食」と呼ぶことができます。
「最近の日本人は、ご飯ではなく、小麦から作られたパンや麺が主食になりつつある」などという文章を作ることができます。
「主菜」とは?
「主菜」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「主菜」は「しゅさい」と読みます。
「主菜」は、「献立の中で主となる総菜。
メインディッシュ」という意味があります。
例えば、ご飯と味噌汁、生姜焼きとぬか漬けが食卓に並んだ場合、主となる総菜は「生姜焼き」と考えられるため、「今日の夜ご飯の主催は生姜焼き」と言うことができます。
また、コース料理を食べる時、食事の中盤に出される、主となる総菜のことを、「メインディッシュ」または「主菜」と呼びます。
レストランで食事をとる時、「今日の主菜は、牛頬肉のワイン煮になります」などと、ホール係の人に言われるかもしれません。
料理の献立を考える主婦などは、いつもメインとなる総菜を決めることに頭を悩ませています。
このような時、「晩御飯の主菜が思いつかない」などと愚痴ることになります。
このように、献立の中で、主となる総菜のことを「主菜」と呼びます。
「主食」と「主菜」の違い
「主食」と「主菜」の違いを、分かりやすく解説します。
「主食」は「日常の食事で、主となる食べ物」という意味があります。
一方の「主菜」は、「献立の中で主となる総菜。
メインディッシュ」という意味があります。
例えば、「ハンバーグ定食」を食べる時、ご飯またはパンが「主食」となり、ハンバーグが「主菜」と呼ぶことになります。
また「主食」は毎日のように口にするものを指すのに対して、「主菜」は、連続して食べるものではないという違いがあります。
まとめ
「主食」と「主菜」の違いについて見てきました。
「主食」と「主菜」の意味の違いを知ることで、献立を考えやすくなるかもしれません。