この記事では、「ビスチェ」と「タンクトップ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ビスチェ」とは?
元はフランス語で肩紐のない女性用の下着という意味です。
ブラジャーのように胸の回りにワイヤーがありまたお腹周りまで丈があります。
これはブラジャーとウエストニッパーが一体化したものです。
ウエストニッパーのは腹部を締めて細く見せるものです。
大抵の場合は後ろにホックがついておりこれを締めることにより、体が補正されます。
また、ストッキングを止めるためのガーター紐がついたものをスリーインワンと呼びます。
「ビスチェ」は着用者のウエストを細く見せて、バストの補正も強化されます。
ストラップがないのことと、ブラジャー部分のカップもハーフの物が多く肩を服やドレス着用時など、上半身の露出が多い場面で身に着けられることが多いです。
また、ストラップのないブラジャーだと着用している時に下がってきてしまうこともありますが、ビスチェは固定されている部分が多いため、ずれにくいという利点もあります。
また、最近のファッションの傾向として、ビスチェをTシャツの上に着用したりすることもしばしばあります。
「タンクトップ」とは?
袖がない上半身の服で主に素肌の上に着用するものを指します。
なにか衣服を着てから着用するものは「ベスト」や「ジレ」「ダウンジャケット」のように違う呼び名が存在します。
この「タンクトップ」の語源は1920年代の競泳用水着である“タンクスーツ”に似ているデザインからこの服の名称を「タンクトップ」と名付けたと言われています。
下着としても袖がない形のものを「タンクトップ」という名称で呼ぶこともありますが、この場合は女性用の下着を指すことが多いです。
男性用は「ランニングシャツ」と呼ばれていることが多いです。
しかし最近では男性用の下着にもこの名称を用いる場合もあります。
「ビスチェ」と「タンクトップ」の違い
「ビスチェ」と「タンクトップ」の違いを、分かりやすく解説します。
形も機能も多くの点で違います。
まず見た目としてはスチェ」には肩紐がありません。
胸の位置から下に着るものです。
タンクトップは両肩に一本ずつ細い生地があり、それが下の生地につながっています。
細い生地ですが紐状にはなっていません。
あとは、「ビスチェ」の場合胸を支える部分にワイヤーが入っており補正の役割を果たします。
また、お腹の部分にはホックで絞めることができ、ウエストを細く見せる機能があります。
それに対し「タンクトップ」はわりとゆったりしており、特に締め付けるような機能はなく体の本来のラインが出る作りです。
また、タンクトップは女性用の衣服にも男性用の衣服にも使用することができる言葉です。
まとめ
「ビスチェ」という言葉は女性用の下着の特殊な形のものなので、男性はあまり聞いたことがなかった言葉だったかもしれません。
しかし、最近のファッションの傾向で若い女性がこの形を好み下着としてではなく、上衣として着だしているので聞くことがあるかもしれません。
流行によってまた新しい言葉が勉強できます。