「ピチピチ」と「パツパツ」の違いとは?分かりやすく解釈

「ピチピチ」と「パツパツ」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「ピチピチ」「パツパツ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ピチピチ」とは?

「ピチピチ」とは?

「ピチピチ」の意味は以下の通りです。

1つ目は「小魚などが勢いよく跳ねる様子」という元の意味で、いかにも生きが良い様子を言葉にした擬態語で、こちらが語源になります。

2つ目は上記から転じて「若々しくて元気いっぱいな様子」という意味で、子供や若い娘がはつらつとしている様子のことです。

3つ目は「水の中で氷がはじけて割れたり、炭酸の泡がはじける時の小さな音」という意味で、小さくて細かいものが連続してはじける音のことです。

4つ目は更に転じて「中身がいっぱいで今にもはじけそうな様子」という意味で、中身が詰まりめいっぱい膨張して、今にもはじけ飛びそうな様子のことです。

上記に共通するは「勢いがいい」という意味です。

「ピチピチ」の使い方

「ピチピチ」「小魚などが勢いよく跳ねる様子」「若々しくて元気いっぱいな様子」「水の中で氷がはじけて割れたり、炭酸の泡がはじける時の小さな音」「中身がいっぱいで今にもはじけそうな様子」という意味で使われます。

副詞として「ピチピチする・した」「ピチピチ跳ねる・跳ねた」などと使われたり、名詞・形容動詞として「ピチピチだ・である」「ピチピチギャル」などと使われます。

基本的に、勢い良くはじける様子や、転じて若々しくて元気いっぱいな様子、中身がいっぱいで今にもはじけそうな様子に使われる擬態語です。

「パツパツ」とは?

「パツパツ」とは?

「パツパツ」の意味は以下の通りです。

1つ目は「ハサミなどで、ゆっくりと連続して物を切る音」という元の意味で、糸や線など張っているものを、 ハサミでゆっくりと、何度も切る音を言葉にした擬音語です。

2つ目は「中身が物でいっぱいになり、はち切れそうにふくらんでいる様子」という意味で、外側に比べて中身が多すぎて、膨張してはち切れそうな状態のことです。

上記に共通するのは「張りつめている」という意味です。

「パツパツ」は、「パツンパツン」が省略された言葉で、「パツンパツン」の意味は上記の様になります。

「パツパツ」の使い方

「パツパツ」「ハサミなどで、ゆっくりと連続して物を切る音」「中身が物でいっぱいになり、はち切れそうにふくらんでいる様子」という意味で使われます。

副詞として「パツパツする・した」「パツパツ切る・切った」と使われたり、名詞・形容動詞として「パツパツだ・である」「パツパツのパンツ」などと使われます。

基本的に、張り詰めたものをゆっくり切る様子や、転じて中身がいっぱいではち切れそうな様子に使われる言葉です。

「ピチピチ」と「パツパツ」の違い

「ピチピチ」と「パツパツ」の違い

「ピチピチ」「勢い良くはじける様子」「若々しくて元気いっぱいな様子」「中身がいっぱいで今にもはじけそうな様子」という意味です。

「パツパツ」「張り詰めたものをゆっくり切る様子」「中身がいっぱいではち切れそうな様子」という意味です。

「ピチピチ」の例文

「ピチピチ」の例文

・『キャバクラでピチピチギャルのもてなしを受ける』
・『釣った魚がピチピチ跳ねる』
・『サイダーがピチピチとはじける』
・『5年前のシャツがピチピチだ』

「パツパツ」の例文

「パツパツ」の例文

・『しつけ糸を糸切バサミでパツパツと切る』
・『ジーパンがパツパツで今にも破けそうだ』
・『夏の間に太ってしまい、パンツの太ももがパツパツだ』
・『女性はパツパツのチビTを着ると可愛い』

まとめ

まとめ

今回は「ピチピチ」「パツパツ」について紹介しました。

「ピチピチ」「勢いがいい」「パツパツ」「張り詰めている」と覚えておきましょう。