「物凄い」と「凄い」の違いとは?分かりやすく解釈

「物凄い」と「凄い」の違い言葉・カタカナ語・言語

「物凄い」「凄い」は、程度の違いのある言葉同士です。

「物凄い」と「凄い」の違い

「物凄い」と「凄い」の違い

「物凄い」とは、「凄い」では表現し切れないほどその程度が高いと思われる時に使われる表現だと解釈していいでしょう。

「これは凄い!」と使うと、それだけ何かの度合いが強い、または素晴らしい、優れているといった意味になりますが、「これは物凄い!」とすると、更に程度が高いそれらの表現となります。

例えば、日本人で100m走で10秒を切るタイムが出れば、文句なく「凄い」と表現でき、もし9秒9が切れたとすると、それは「物凄い」ことだと表現できるという具合です。

若者言葉で「メッチャ凄い」「超凄い」などといった表現がありますが、これらも「凄い」を上回る程度の意味として使っていると解釈していいでしょう。

「物凄い」を使った例文と意味を解釈

「物凄い」を使った例文と意味を解釈

「物凄い」を使った例文と、その意味の解釈になります。

それだけの「凄さ」が感じられないと使うことはできない言葉です。

「物凄い台風が来た所為で、二階の屋根が吹き飛んでしまった」

屋根が吹き飛んでしまうほどの台風なので、その規模を「物凄い」と表現するのは当然のことだと言えるでしょう。

この言葉が使われる時には、それほどの度合いが高さだと考えてください。

「凄い」を使った例文と意味を解釈

「凄い」を使った例文と意味を解釈

こちらは「凄い」を使った例文と、その意味の解釈になります。

この言葉でも、充分に度合いが高かったり、素晴らしいことの表現になります。

「そこまでやり遂げたのは凄いとしか言い様がない」

何かをやり遂げたことに対し、素晴らしいと表現している使い方になります。

「物凄い」と比較すると、どうしても少し物足りなさを感じてしまう言葉ですが、「凄い」だけでもかなりの褒め言葉や慰労に値する表現なのは間違いありません。

まとめ

まとめ

このように、「物凄い」「凄い」は、対象の程度の高さの違いでどちらが適しているのかを考えて使い分けてください。