「聞く」と「尋ねる」は意味が似ているのですが、どの様に使い分けたら良いのでしょうか。
それぞれの意味や例文なども併せて紹介します。
「聞く」と「尋ねる」の違い!
「聞く」と「尋ねる」の違いについて紹介します。
「聞く」とは
「聞く」は「音や声を聴覚で捉える」「人に問う」「相手の言うことを受け入れる」という意味があります。
一般的には「耳で音声を捉えること」ですが、「人に質問する」という意味でも使われ、この点が「尋ねる」と共通しているのです。
「尋ねる」とは
「尋ねる」とは「住所の分らないものを探し求める」「行方を探して後を追う」「不明な点を人に問う」「前例やものごとの意義などを探し求める」という意味があります。
基本的に「探し求める」「人に質問する」という意味で使われ、「耳で音声を捉える」という意味はなく、この点が違いになります。
「聞く」を使った例文と意味を解釈
「通行人に道を聞く」
道に迷った時や、目的地までの行き方が分らない時に、近くを歩いている人に声をかけて教えて貰うことです。
人に質問して、教えて貰ったことを耳で捉えるという意味で「聞く」が使われます。
「尋ねる」を使った例文と意味を解釈
「人にバス停の場所を尋ねる」
バス停の場所が分らない時に、人に教えて貰うことです。
こちらも「バス停はどこですか」と質問して教えてもらうという意味で使われています。
まとめ
「聞く」と「尋ねる」は、「人に問う」という意味で共通しています。
日常的に分らないことを質問する時にはどちらを使っても間違いではありません。