「時点」と「次点」の違いとは?分かりやすく解釈

「時点」と「次点」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「時点」「次点」の違いを分かりやすく説明していきます。

2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。

「時点」とは?

「時点」とは?

「時点」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「時点」「じてん」と読みます。

「時点」は、「時の流れの上で、ある時期や、ある一点」という意味があります。

例えば、「現時点(げんじてん)」には、「今現在」という意味があります。

「現時点では答えが見つからない」という場合、これまでの時の流れの中で、今現在では、答えが見つけられないことを意味します。

また大学受験で合格を目指している人が、その流れの中の高校1年の時期について話すとき、「高1の時点」と言うことができます。

「高1の時点では偏差値が低いが、最終的に志望校に合格できる」などという文章にできます。

さらに、会社に行こうとしている人が、起床した時間のことを、「起床した時点」と言うことができます。

「起床した時点で、始業時間まで10分では、遅刻を免れようがない」などという文章を作ることができます。

「次点」とは?

「次点」とは?

「次点」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「次点」「じてん」と読みます。

「次点」は、「最高点の次の点数。

その点数を取った人」
という意味があります。

例えば、コンペが行われたとき、コンペの最高点を出した人がいて、次の点数を取った人は、「コンペの次点」と呼ばれます。

2番目の成績で悔しい時、「次点に甘んじてしまった」などと言うかもしれません。

次に「次点」には「入賞者や当選者の次に当たる、得点・得票数」という意味があります。

例えば、選挙で3人当選できる場合、選挙の得票数が4位だった人は、当選者の次の順位となるため、「次点」となります。

この場合は「選挙の結果、残念ながら次点に終わった」などという文章にできます。

このように、2番目の成績だった人、入賞者や当選者の次にあたる、点数を出したとき、「次点」という言葉を使うことができます。

「時点」と「次点」の違い

「時点」と「次点」の違い

「時点」「次点」の違いを、分かりやすく解説します。

「時点」は、「時の流れの上で、ある時期や、ある一点」という意味があります。

一方の「次点」は、「最高点の次の点数。

その点数を取った人」
という意味があります。

このように、2つの言葉は、まるで違う意味を持つ言葉になります。

例えば「コンペの時点」というフレーズの場合は、「コンペが行われた時期」という意味になります。

一方の「コンペの次点」というフレーズの場合は、「コンペの結果、入賞者の次の順位の人」という意味になります。

このように、「時点」「次点」は、読み方こそ同じですが、意味としては重なる部分がない、別の意味を持つ言葉になります。

まとめ

まとめ

「時点」「次点」の違いについて見てきました。

似た印象のある言葉ですが、まるで違う意味を持つことが分かりました。

2つの言葉の意味の違いを知ることで、きちんと使い分けることができるようになりそうです。