「さんぴん茶」と「ジャスミン茶」の違いとは?分かりやすく解釈

「さんぴん茶」と「ジャスミン茶」の違い食べ物・飲み物

この記事では、「さんぴん茶」「ジャスミン茶」の違いを分かりやすく説明していきます。

「さんぴん茶」とは?

「さんぴん茶」とは?

沖縄で飲まれている「ジャスミン茶」のことです。

この茶は、緑茶にジャスミンの香りをつけています。

ジャスミンはモクセイ科オウバイ属の総称で、何種類もありますが、この茶に使われているのは中国で茉莉花(モーリホア)と呼ばれているものです。

白い花を咲かせ、強い芳香を持つことが特徴です。

この茶は沖縄では一般的に飲まれているもので、オバーの家に遊びに行くと、急須に入れてお菓子とともに出してくれます。

そして、香りがよいので、気分をリフレッシュさせたいときにも飲まれています。

沖縄の食べものにサーターアンダギーがあります。

この茶はサーターアンダギーとの相性がよいです。

また、口の中をさっぱりさせてくれるので、チャンプルー、ラフテー、ソーキ汁などのこってりした料理ともあいます。

緑茶を使用しているので洋菓子には合わないイメージがあるかもしれませんが、チョコレートやケーキなどとあわせてもおいしく飲み、食べることができます。

「さんぴん茶」の使い方

「ジャスミン茶」のことです。

沖縄でこの名で呼ばれています。

「ジャスミン茶」とは?

「ジャスミン茶」とは?

緑茶にジャスミンの香りをつけた茶です。

ジャスミンと呼ばれる植物にはいくつかありますが、この茶に使われているのは茉莉花です。

製造工程を簡単に説明します。

茶葉は摘まれた後、釜炒り、揉捻、乾燥などの工程を経て、荒茶が作られます。

ジャスミンの花は摘まれた後に選別され、その後に荒茶と幾層にも積み重ねます。

数時間堆積させると茶葉に香りが付着してきます。

茶葉に香りがすっかり付着させられると、使用した花の香りは失われます。

この花は取り除かれ、新しいものに取り換えられます。

この茶は爽やかな香りが特徴で、イライラして気が滞っているときに飲むと、気持ちをすっとさせてくれます。

爽やかな飲み心地なので、油っぽい料理とあいます。

日本ではペットボトル入りのものが販売されています。

「ジャスミン茶」の使い方

緑茶にジャスミンの香りをつけたものを指して使用する言葉です。

「さんぴん茶」と「ジャスミン茶」の違い

「さんぴん茶」と「ジャスミン茶」の違い

どちらも同じものです。

前者は主に沖縄で使われている呼び方です。

どちらの飲み物も油っぽいものを食べるときにあいます。

そして、ペットボトル入りのものが販売されています。

「さんぴん茶」の例文

「さんぴん茶」の例文

・『毎日さんぴん茶を飲んでいる』
・『お土産にさんぴん茶をもらった』
・『好きな飲み物はさんぴん茶です』
・『このごろさんぴん茶にはまっている』

「ジャスミン茶」の例文

「ジャスミン茶」の例文

・『スーパーでジャスミン茶を購入する』
・『ペットボトル入りのジャスミン茶』
・『温かいジャスミン茶を飲む』
・『ジャスミン茶を飲みながらお菓子を食べる』

まとめ

まとめ

2つの言葉が指すものは同じです。

同じものですが、沖縄では「さんぴん茶」と呼ばれています。