この記事では、「ミルク」と「牛乳」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ミルク」とは?
「ミルク」とは、動物の乳(液体)の総称として使う言葉です。
人間のそれと用いることもでき、「さっき、赤ちゃんにミルクを飲ませたところ」のような使われ方もよく見聞きします。
ただし、この場合には本当の乳ではなく、それに相当する製品の場合があります(赤ちゃん用のミルク製品にも、総称としてこの「ミルク」と使っています)。
この言葉だけで表す場合、後述する「牛乳」のことが多く、他の動物の場合は「ヤギのミルク」などとその動物を付けて使われます。
尚、特殊な使い方として、牛乳のような栄養があることから、野菜のアボカドは「森のミルク」と例えられることがあり、このような比喩表現に用いられる場合もある言葉です。
「牛乳」とは?
「牛乳」は、見た漢字のまま牛の乳のことを表す言葉です。
先の「ミルク」とした時も、多くはこれを表現していると考えていいでしょう。
この「牛乳」には栄養が豊富に含まれており、たんぱく質や脂質、炭水化物に加え、カルシウムや亜鉛などのミネラルや、ビタミンA、B2まで含有されている為、とてもバランスのいい「栄養食」だと言われています。
「ミルク」と「牛乳」の違い
「ミルク」と「牛乳」の違いを、分かりやすく解説します。
「ミルク」は、「牛乳」も含めた動物の乳として使うことができる言葉で、特に「○○のミルク」などとしない場合は、「牛乳」のこととして使っていると考えていいでしょう。
「牛乳」は、牛の乳を指して使う言葉です。
それ以外の使い方はなく、その99%以上が白地に黒のぶち模様でお馴染みのホルスタイン種から採れるものです。
まとめ
「ミルク」と「牛乳」は、このような言葉です。
一般的には同じく「牛乳」を指して使う言葉となっていますが、「ミルク」は、色々な乳の代替製品にも使われる場合があります。