この記事では、「大判焼き」と「今川焼き」の違いを分かりやすく説明していきます。
「大判焼き」とは?
小麦粉、水、卵を混ぜ合わせた生地を丸い型に流し入れて焼き、2つの生地で餡などを挟んだ食べものです。
松山丸三がこの名で売り出したとされています。
四国、中国でこの名が広がり、現在は全国にまでその名が知られています。
生地の中に挟むものは餡の他にも、カスタードクリーム、チョコレート、白あん、うぐいすあん、クリームチーズ、いちごクリームなど、さまざまなものがあります。
一般的に多く出回っているのは餡やカスタードクリームです。
その場で焼いたものを提供している店もあれば、冷凍のものも販売されています。
家庭でも作ることができます。
作るためには、円型の焼き型が必要です。
家庭用のものが販売されています。
小麦粉、水、卵を混ぜ合わせて生地を作ります。
焼き型に油を塗って加熱をします。
そこに生地を流し入れて焼きます。
型の3分の1くらいまで入れるのが目安です。
少し焼けてきたら餡を中央に入れます。
4つ生地を作れる型の場合は、2つにだけ餡を入れ、残りの2つには餡は入れません。
表面がふつふつとしてきたら、餡の入っている生地の上に、餡が入っていない生地をのせます。
2つの生地がくっついて、表面に焼き色がついたら完成です。
「大判焼き」の使い方
小麦粉、卵、水を混ぜ合わせた生地を丸く焼き、その生地で餡などを挟んだ食べものを指して使用する言葉です。
「今川焼き」とは?
小麦粉、卵、水を混ぜ合わせた生地を丸い型で焼いて、その生地で餡を挟んだ食べものです。
中に入れるものは餡以外にも、カスタードクリーム、チョコレートクリームなどさまざまあります。
江戸時代に今川橋付近にあった店が、この名で販売をしており、その名が広がっていったとされています。
この食べものは、焼き立てのものを提供している店もあれば、冷凍のものもあります。
家庭で作ることも可能です。
専用の焼き器が販売されており、これを使って作ることができます。
上手く丸く焼くことができれば、フライパンでも作れます。
「今川焼き」の使い方
小麦粉、卵、水を混ぜ合わせた生地を丸く焼き、その中に餡などを挟んだ食べものを指して使用する言葉です。
「大判焼き」と「今川焼き」の違い
同じものを指しています。
どちらも生地には小麦粉、卵、水を使用しています。
中に挟むものは餡、カスター ドクリーム、チョコレートクリーム、クリームチーズなどさまざまですが、中に挟むものの違いによって名前を使いわけているわけではありません。
地域によって呼び名が異なります。
「大判焼き」の例文
・『今日のおやつは大判焼き』
・『大判焼きを作るところを見る』
「今川焼き」の例文
・『今川焼きを買ってきてくれた』
・『冷凍の今川焼きを温める』
まとめ
2つの言葉は同じ食べものを指しており、地域によって呼び方が異なります。