この記事では、「たくあん」と「ぬか漬け」の違いを分かりやすく説明していきます。
「たくあん」とは?
「たくあん」の意味と概要について紹介します。
意味
「たくあん」とは、「たくわん」とも呼ばれ、「大根」で作った漬物のことです。
基本的に食材は大根に限定されます。
概要
「たくあん」は「沢庵漬け」と言われます。
名前の由来は諸説ありますが、江戸時代初期にいた「沢庵」という僧が最初に作ったからという説と、または保存食としての「貯え漬け」が変化した説が知られています。
「たくあん」は、大根を干して乾燥させるか、塩押しをして、米ぬかにつけて上から重石を乗せて作ります。
本来色味はないのですが、市販のものはサフランなどで鮮やかな黄色に作られています。
「ぬか漬け」とは?
「ぬか漬け」の意味と概要について紹介します。
意味
「ぬか漬け」とは、「糠に塩や水等を混ぜた糠床に、様々な野菜を漬けて作られた副菜のこと」です。
大根だけではなく、様々な野菜を使います。
概要
「ぬか漬け」は、大根だけではなく、「白菜・きゅうり・ナス・にんじん・かぶ」など、あらゆる野菜で作れます。
野菜は干さずに生のまま漬け、短時間のものは「浅漬け」、1日以上漬けた「古漬け」などがあり、好みに合わせて味を調節できます。
昔から和食に欠かせない副菜となっています。
「たくあん」と「ぬか漬け」の違い!
「たくあん」は、「大根を糠に漬けた食べ物」です。
「ぬか漬け」は、「あらゆる野菜を糠に漬けた食べ物」です。
まとめ
「たくあん」と「ぬか漬け」は、「大根かそうでないか」で分けられます。
大根の漬物で黄色いものは「たくあん」と覚えておきましょう。