この記事では、「レモン」と「ライム」の違いを分かりやすく説明していきます。
「レモン」とは?
ミカン科ミカン属の常緑低木です。
原産地はインドヒマラヤ地方です。
周年開花する性質がありますが、5月中旬から下旬ころを中心に花を咲かせます。
周年出回っていますが、出回る量が多くなるのは10月から3月にかけてです。
輸入物と国産の物があり、国内では広島県、愛知県、和歌山県で主に栽培されています。
輸入されるものは輸送中にカビが繁殖しないように防かび剤が塗布されています。
国産のものなら、そういった心配はありません。
家庭で栽培することができる植物です。
日当たりのよい場所に植え、表土の表面が乾いたらたっぷりの水を与えます。
3月から4月の間には剪定を行います。
選び方ですが、表皮にハリとツヤがあり、持ったときにずっしりとした重さを感じられるものがよいです。
高温多湿や乾燥に注意が必要で、購入したものは新聞紙で包んでポリ袋に入れて冷蔵庫に保管をします。
切ったものはラップで包んで冷蔵庫で保管をします。
栄養素としてはビタミンCを多く含んでいます。
この果実をそのまま食べるとたいへん酸っぱいです。
そのままを食べることは少なく、はちみつ漬けにしたり、果汁を利用したりします。
「レモン」の使い方
ミカン科ミカン属の常緑低木とその果実を指して使用します。
「ライム」とは?
ミカン科ミカン属の常緑低木です。
インドからミャンマー、マレーシアにかけての熱帯を原産としています。
タヒチライム、キーライムなどの種類があります。
日本で販売されているものの多くは輸入物です。
メキシコが主な輸入先です。
果実は小ぶりで果皮が緑色をしています。
味は酸っぱいです。
この果実をそのまま食べることは少なく、果汁が主に利用されています。
果汁の加工品もあります。
果汁を使用した料理には、ジンジャーエール、ドレッシング、ライムソーダ、マリネなどがあります。
栄養素としてはビタミンCを多く含んでいます。
切ったものはラップに包んで保存をします。
すぐに使わない場合は、新聞紙に包んでポリ袋に入れて冷蔵庫で保管をします。
「ライム」の使い方
ミカン科ミカン属の常緑低木とその果実を指して使用をします。
「レモン」と「ライム」の違い
ミカン科ミカン属の常緑低木という点が同じですが、品種が異なります。
見た目にも違いがあり、大きさは「レモン」の方が若干大きく、果皮の色が「レモン」は黄色、「ライム」は緑色です。
酸っぱいところや利用方法は似ています。
「レモン」の例文
・『レモンを栽培している』
・『レモンを搾る』
・『レモンをかじる』
・『レモンの爽やかな香り』
「ライム」の例文
・『ライムを購入する』
・『ライムを使った飲み物』
・『ライムが入っていて酸っぱい』
・『ライムを使って料理する』
まとめ
ミカン科ミカン属の常緑低木という点が同じですが品種が異なり、見た目にも違いがあります。