この記事では、「ペットシッター」と「ドッグトレーナー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ペットシッター」とは?
飼い主がペットの面倒をみることができないときに、飼い主の自宅に行ってペットの世話をする人のことです。
職業として世話をする人を指します。
ペットの世話をする場所としてペットホテルや動物病院がありますが、こういったところで世話をする人ではありません。
この仕事をするために必要な資格はありません。
資格を持っていなくても、アルバイト・パート・社員として働くことができます。
しかし、資格を持っていた方がお客から信頼してもらえる可能性があります。
この仕事に関係する資格は民間のものがあり、たとえば愛玩動物飼養管理士、認定ペットシッター、家庭動物管理士などがあります。
また、動物が好きなことも大切です。
嫌いなものと長時間かかわるのは苦痛で、仕事を続けるのが難しいでしょう。
そして、ペットに対してのアレルギーを持っていないことも前提です。
主な仕事内容はペットの世話です。
散歩に連れていく、エサや水を与える、排泄物の処理をするなどを行います。
「ペットシッター」の使い方
ペットの面倒をみられない飼い主に代わって、飼い主の自宅でペットの面倒をみる人を指して使用します。
ペットホテルや動物病院などで面倒をみる人には使用しません。
「ドッグトレーナー」とは?
犬の訓練をする人のことです。
職業として行っている人で、特に家庭で飼育する犬の訓練をする人を指します。
盲導犬や探知犬の訓練をする人も、広い意味では「ドッグトレーナー」に入りますが、家庭で飼育される犬とは求められることが違い、訓練の仕方も違うため、盲導犬訓練士など別の呼び方がされています。
この仕事に就くために必要な資格はありません。
しかし、実際に仕事をするためには知識や技術が必要なので、資格を持っていることが望ましいです。
日本ドッグトレーナー協会が認定する民間資格などがあります。
この人が対象とする動物は犬だけです。
猫、うさぎ、ハムスター、インコなど犬以外の動物は対象としていません。
主な仕事内容は、トイレや「おすわり」「まて」などのしつけ、噛み癖や吠え癖などの矯正です。
「ドッグトレーナー」の使い方
主に家庭の犬を対象とし、訓練をする人を指して使用をします。
「ペットシッター」と「ドッグトレーナー」の違い
どちらの言葉も動物にかかわっている人ですが、仕事内容は違います。
「ペットシッター」は、散歩やエサやりなど世話をする人です。
犬以外の面倒もみます。
「ドッグトレーナー」は訓練をする人です。
犬だけしかみません。
「ペットシッター」の例文
・『ペットシッターに世話を頼む』
・『ペットシッターを目指している』
「ドッグトレーナー」の例文
・『ドッグトレーナーにしつけをお願いする』
・『ドッグトレーナーの話を聞いた』
まとめ
動物にかかわる仕事をしている人ですが、対象とする動物や仕事内容に違いがあります。
