この記事では、「肉バル」と「焼肉」の違いを分かりやすく説明していきます。
「肉バル」とは?
「Bar」と「肉」をかけあわせた言葉です。
Barには酒場といった意味があります。
つまり「肉バル」は肉を食べられる酒場といった意味です。
しかし、居酒屋とは異なります。
居酒屋は食べることよりも飲むことがメインです。
また、用意されている料理は肉がメインというわけではなく、豆腐、枝豆、揚げ物などさまざまなものがあります。
大衆的な印象を受ける店が少なくありません。
この言葉が指す店は、おしゃれな雰囲気であることが少なくありません。
居酒屋は女性が入りにくく感じることがありますが、この店は女性でも入りやすい雰囲気です。
肉が食べられる店なので、メイン料理には肉を用意しています。
店によってはジビエも提供をしています。
店によってメニューは異なりますが、カルパッチョ、スパゲッティ、ドルチェ、リゾットなどおしゃれなものを用意しています。
「肉バル」の使い方
肉とお酒を楽しめるおしゃれな店を指して使用する言葉です。
「焼肉」とは?
焼いた肉のこと、また肉を焼いてタレなどをつけながら食べる料理のことです。
主な肉の種類は、牛、豚、鶏です。
牛の肉、豚の肉などといっても部位がさまざまあり、さまざまな部位を焼いて食べます。
たとえば、タン、ハラミ、カルビ、ホルモンなどがあります。
飲食店の場合は、肉以外の料理も提供している場合が珍しくありません。
たとえば、クッパ、ビビンバ、スープ、ユッケ、アイス、ラーメン、冷麺などです。
肉を焼いたものをこの言葉は指しているので、串に刺して焼いた肉、厚みのある肉を焼いたもの、屋外で炭火などを使って焼いたものなども含まれます。
しかし、一般的には焼き網などで薄く切った肉を焼き、タレなどをつけて食べるものを指しています。
タレにはいろいろな種類があり、ゴマ風味のもの、レモン風味のもの、砂糖の甘さのあるものなどがあります。
塩や胡椒だけをつけてシンプルに食べることもあります。
「焼肉」の使い方
焼いた肉を指して使用する言葉です。
「肉バル」と「焼肉」の違い
後者は食べもののことを指しています。
前者は店のことで、後者を食べながらお酒を飲める店のことです。
店の場合でいうと、この2つは雰囲気が違います。
前者はおしゃれな雰囲気があることが特徴です。
「肉バル」の例文
・『肉バルに連れて行ってもらう』
・『肉バルでジビエを食べた』
・『話題の肉バルに行ってみる』
・『肉バルで飲んだお酒がおいしい』
「焼肉」の例文
・『焼肉を食べて口が臭い』
・『焼肉食べ放題に行く』
・『焼肉を家族で楽しむ』
・『焼肉よりも冷麺が好き』
まとめ
一方は店のこと、もう一方は食べもののことを指しています。
店のことでいうと、おしゃれが雰囲気があるか、肉がメインなのか、お酒も肉も楽しめるのかといったところに違いがあります。