「闇金」と「消費者金融」という表現にはどのような違いがあるのでしょうか。
どちらもよく広告などで聞く言葉です。
ここでは「闇金」と「消費者金融」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
「闇金」の意味や使い方
「闇金」というのは「闇金融」という意味であり、「日本において国や都道府県に賃金業としての登録をしていない賃金業者」あるいは「正規に賃金業の登録をしていながら出資法に違反する高金利を取る業者」という意味になります。
一般的に違法な高金利を取り、あるいは悪質な手口で利用者から金銭の回収をしている企業は「闇金」と言えるでしょう。
「闇金」はブラックであってもすぐにお金を借りられるというメリットがありますが、何があっても避けるべきだとも言われています。
「消費者金融」の意味や使い方
「消費者金融」というのは「消費者信用のうち、個人への金銭の貸付」を指しています。
「消費者金融」はキャッシングそのサービスを取り扱っていることが多く、最近はカードローンを取り扱う「消費者金融」も増えていると言われています。
例えばプロミスやアコムは「消費者金融」であり、「闇金」とは違います。
「闇金」と「消費者金融」の違い
「闇金」というのは「法律を無視してお金を貸している業者」ですが、「消費者金融」は「法律に則ってお金を貸している業者」ですので、「闇金」イコール「消費者金融」というわけではありません。
法律を守りながらお金を貸してくれるところが「消費者金融」であり、法律を無視して例えば10日で1割の金利を請求するような場所が「消費者金融」になるのです。
そのため、「消費者金融」でのキャッシングやカードローンは安全ですが、「闇金」でのお金の取引は非常に危険です。
「闇金」を使った例文と意味を解釈
「闇金でお金を借りてはいけません」
「闇金」はすぐにお金を貸してくれるというメリットがありますが、だからといってお金を借りてはいけません。
お金が必要になったなどという時、どうしても「闇金」を思い浮かべる人もいると言われていますが、「闇金」でお金を借りればそこでの借金を返すために他の「闇金」からお金を借りなければならない、という無限ループに陥ってしまう可能性もあります。
取り立ても恐ろしいと言われていますので、「闇金」は何があっても避けなければいけません。
「消費者金融」を使った例文と意味を解釈
「カードローンならば、消費者金融が良いのではないでしょうか」
「消費者金融」からカードローンやキャッシングを利用した経験がある人は多いのではないでしょうか。
「消費者金融」も比較的即座にお金を貸してくれるというメリットがあります。
しかし「闇金」とは異なり、「消費者金融」は法律に則った業者ですので心配はいりません。
まとめ
「闇金」と「消費者金融」は同じ言葉ではありません。
たまに混同している人がいますが、それぞれ全然違う言葉になりますので、違いと合わせて意味をしっかりと理解しておきましょう。