この記事では、ポルシェによるSUVである「マカン」と「カイエン」の違いを分かりやすく説明していきます。
2021年12月に執筆した記事になります。
「マカン」とは?
ポルシェの5人乗りSUVで、全長4696mmとカイエンよりも小型のものとなっており、265馬力の2. 0リッター直4 ターボからスタートしており、最上位グレードであるマカンターボは2. 9リッターターボエンジンを搭載しており、440馬力を発生します。
価格は2021年時点で754万円からとなっています。
(ポルシェ最低価格帯ではなく718ケイマンが729万円でポルシェ最低価格)マカンは全タイプFFレイアウトベースの四輪駆動で、変速機は7速DCTを採用しています。
マカンは2014年から販売を開始しており、2021年時点では初代モデルが継続販売されていますが、3年以内にフルモデルチェンジが行われることも考えられます。
「カイエン」とは?
ポルシェの5人乗りSUVでポルシェ初のSUVとして2002年に登場しており、現在新車で買えるモデルは2018年にフルモデルチェンジを受けた3代目となっています。
3代目の全長は4920mmとなっており、マカンより明らかに大きくなっています。
(初代は4798mm、2代目は4845mm)エンジンは340馬力の3. 0リッターV6ターボエンジンから始まり、システム最高出力462馬力のハイブリッド、640馬力の4. 0リッターV8ターボエンジンまで幅広いラインナップが設定されており、全タイプ8速ATとなっています。
また、外見では片側で4つの光が見える配置のLEDヘッドライトが特徴となっており、同じ4ドアながらルーフと後端が異なるクーペモデルも設定されています。
価格帯も非常に広く、1096万円から2725万円までとなっています。
「マカン」と「カイエン」の違い
「マカン」と「カイエン」の違いを、分かりやすく解説します。
「マカン」と「カイエン」は同じポルシェから発売されている四輪駆動のSUVで、マカンは4気筒エンジンから選択できカイエンはV6ターボエンジンからとなっており、カイエンはマカンよりも大きいボディとなっています。
カイエンはマカンには設定されていないルーフデザインが異なる4ドアクーペ系も存在しています。
マカンは2014年から販売を開始しており、カイエンは2002年から初代が販売開始、2代目は2010年から、現行モデルは2018年からとなっており、2021年時点での年式はカイエンのほうが新しくなっています。
ただしマカンもマイナーチェンジモデルで外見を更新しており、ヘッドライトデザインなどは現行カイエンに近づいています。
まとめ
カイエンは現行モデルでは8速AT、マカンは7速DCTと変速機にも違いがありますが、新型マカンが登場した際には少なくとも8速以上のATとなるはずです。
ただしマカンはカイエンより小さいという基本は変化しないことは確定的です。
