ビジネスで「繁忙期」と「閑散期」という言葉があります。
この2つの言葉はどの様な違いがあるのか、それぞれの意味や使い方なども併せて紹介します。
「繁忙期」とは?
「繁忙期」の意味と使い方について紹介します。
意味
「繁忙期」は「はんぼうき」と読み、「仕事が多く業務が忙しい時期のこと」という意味です。
「繁忙」は「用事が多くて忙しいこと」という意味で、季節的な変化やイベントなどにより、取引が増えて忙しくなることを言います。
使い方
「繁忙期」は、1日のうちで混雑する時間帯のことではなく、1年のうちで取引が増えて忙しくなる期間に使われます。
「繁忙期」は様々なビジネスにあり、1年に1度とは限りません。
例えば旅行会社ならばGWや夏休み、冬休みなど、複数の「繁忙期」があるのです。
「閑散期」とは?
「閑散期」の意味と使い方について紹介します。
意味
「閑散期」は「かんさんき」と読み、「仕事が少なく暇な時期のこと」という意味です。
「閑散」とは「ひっそりと静まり返っていること」「仕事がなくて暇なこと」「取引が少ないこと」という意味があります。
お客がさっぱり来ない、品物が売れないなど、企業にとっては収益が減る時期になります。
使い方
「閑散期」も多くの企業にありますが、日本で代表的なのはお盆の時期のメーカーです。
お盆休みには工場が休止するので、ほとんどの企業が暇になります。
冬場のビーチや夏場のスキー場などは「閑散期」の為に閉鎖するところもあります。
「繁忙期」と「閑散期」の違い!
「繁忙期」は「仕事が多くて忙しい時期のこと」です。
「閑散期」は「仕事が少なくて暇な時期のこと」です。
この2つは対義語として使われています。
まとめ
「繁忙期」と「閑散期」は反対の意味になります。
ビジネスで良く使いますので、意味を覚えておきましょう。