この記事では、「白昼夢」と「明晰夢」の違いを分かりやすく説明していきます。
「白昼夢」とは?
「白昼夢」は真昼堂々と夢や幻を見ていることで、いわゆる統合失調症の状態にあることです。
これは、脳が異常を起こしており、日中に堂々と夢や幻などありもしない物を体験してしまいます。
一応、「白昼夢」自体は緩和が可能で、治療を行えば、日中の生活において幻や夢のような体験をすることはなくなります。
「明晰夢」とは?
「明晰夢」は、自分が今現在眠っていることを自覚しており、今体験していることは夢であると認識しています。
それ故、「明晰夢」は病気などではなく、単に夢を夢であると認識しているだけです。
ゆえに「明晰夢」については、治療を必要としておらず、治療する必要性も全くないが故、自分の思い描く好きな夢を見れることを考えると治療するどころか、一種の娯楽のように見ることができる夢だと言い切れます。
「白昼夢」と「明晰夢」の違い
「白昼夢」と「明晰夢」の違いは、病気であるか、そうではないかです。
「白昼夢」は、もはや脳が異常を起こしており、脳の機能がストレスだったり、お酒などの飲みすぎなどで損傷してしまい、脳から送られる電気信号をうまく制御できなくなる影響で正しく脳が機能しておらず認識能力が著しく低下し、ありもしないものが見えています。
「白昼夢」は病気に近い性質なのでこれは治療が可能で、治療すれば治りますが、「明晰夢」は、夢を見ていると自覚しているだけなので病気では無い上治療する必要性が無いです。
よって、両者の違いは、治療すべく病気であるかそうではないかです。
「白昼夢」の例文
・『白昼夢は、病気の症状の一つ』
この例は、「白昼夢」という物の在り方が病気だと述べています。
特に、「白昼夢」は日中に幻覚を見ることや幻が語り掛けるなどありもしないものが見えるが故、病気です。
その為一刻も早く病気の治療を優先するのが望ましいです。
「明晰夢」の例文
・『明晰夢は夢であると自覚しているが故、夢の内容をコントロールできる』
この例は、「明晰夢」の根本にかかわることで、「明晰夢」は自分が夢を見ていると自覚しているが故、ある程度夢の内容をコントロールできます。
例えば、嫌いな上司をぶっ飛ばすなどできないことを夢だと認識しているが故、夢の中では好き勝手にできるのが「明晰夢」の根本です。
まとめ
「白昼夢」に関しては、まさに病気そのものの現象が起きており、特に幻覚や幻が語り掛けるについては、病気そのものの症状になります。
医学が進む以前においては、「白昼夢」は個性のような物や第六感が優れているが故起こる者であると結論付けられていますが、現在では病気であることが多いです。
よって治療が必要であるのが「白昼夢」の可能性があり、「明晰夢」については夢の中で好き勝手にするということなのでこちらは別に治療する必要性が無く、夢と現実が区別できている間は問題は無いと言い切れます。