この記事では、「清楚」と「上品」の違いを分かりやすく説明していきます。
「清楚」とは?
「清楚」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「清楚」は「せいそ」と読みます。
「清楚」は、「飾り気がなく、清らかなこと。
その様子」という意味があります。
主に女性に対して使われる言葉のため、女性を見たとき、飾り気がなく清らかだと感じた場合に、「清楚」を使ってみましょう。
例えば、飾り気がなく清らかに見える服装をしている女性を見たときに、「清楚な身なりをしている女性」と表現することができます。
また、友達が、飾り気がなく清らかに見える場合は、「清楚な友達がいる」と、その友達の特徴を伝えることができます。
服を購入しに出かけたとき、飾り気がなく清らかに見える印象の、スカートを見つけたら、「清楚なスカートを購入した」などという文章を作ることができます。
他にも、「清楚な娘」「清楚な魅力が溢れる」などという文章を作ることができます。
「上品」とは?
「上品」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「上品」は「じょうひん」と読みます。
「上品」は、「品質の良いこと。
また、高級品」という意味があります。
品質の良い高級品ばかりを扱っているショップは、「上品しか置かないショップ」などという文章にできます。
次に、「上品」には「品格のある様子。
品の良い様子」という意味があります。
誰かに品格を感じられた場合は、「上品な人」と呼ぶことができます。
また、品の良い、立ち居振る舞いをしている人に対しては、「上品な立ち居振る舞いをする人」と呼ぶことができ、洋服の着こなしなどの品が良いと感じられる場合は、「洋服を上品に着こなす人」と言い表すことができます。
また「上品」は「味などの洗練されている様子」を意味することもあるため、洗練された料理を見たとき、「上品な料理」と言うことができます。
「清楚」と「上品」の違い
「清楚」と「上品」の違いを、分かりやすく解説します。
「清楚」は、「飾り気がなく、清らかなこと。
その様子」という意味があります。
一方で、「上品」には「品格のある様子。
品の良い様子」という意味があります。
このように、「清楚」は「飾り気がなく清らか」であることを意味するのに対して「上品」は「品の良い様子」を意味する言葉になります。
どちらも、誉め言葉で、素敵な人に対して使われる言葉になりますが、褒める部分に違いがあります。
ある人を見たとき、「飾り気がなく清らかだ」と感じた場合は「清楚」を使って褒めて、「品が良い」と感じたら、「上品」を使って褒めてみると良さそうです。
また「清楚」は主に女性に対して使う言葉で、「上品」は、男女どちらにも使うことができる言葉という違いもあります。
まとめ
「清楚」と「上品」の違いについて見てきました。
2つの言葉の意味の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるようになりそうです。