「一般書」と「専門書」の違いを詳しく説明していきます。
「一般書」とは?
この「一般書」には広い解釈があり、まず、子供向けの書籍との対比で、主に大人が読むものだという使い方があります。
いわゆるアダルトという意味ではなく、子供には興味が無さそうで、内容も理解が難しいといった意味合いだと考えてください。
そして、そのアダルトとの対比で、そのような表現や描写などがないという解釈で用いる場合もあり、更に、後述する「専門書」と同じく対比し、特に専門性はない書籍だという意味でも使うことができます。
つまり、一定のこれという意味はなく、ジャンルとして比べる対象があってこその表現となっています。
その為、書店や図書館などの本が集まっている施設や場所で「一般書のコーナーはどこですか?」と聞いたとすると、案内する側が困ってしまうことになるでしょう。
「専門書」とは?
「専門書」は、専門性の高い書籍を指して使う言葉です。
数学についてのそれだったり、医学書、料理について、芸術的なものなど、色々な分野に特化した書籍がこれに当たります。
こちらは「一般書」とは違い、この言葉だけで意味が通じる為、書店などで「専門書のコーナーは~」と聞くと、各分野ごとにそのような書籍が並べられているコーナー(が存在すれば)を案内してもらえるでしょう。
「一般書」と「専門書」の違い
「一般書」は、先のように、それだけでは意味を成さない言葉ですが、「専門書」の方は、それだけでもどのような書籍のことか分かるという違いがあります。
尚、「専門書」が「一般書」に含まれる使い方がない訳でもありませんが、よほどの対比でないとそれのこととはならない為、あまり考える必要はありません。
まとめ
「一般書」と「専門書」は、対比して使われる場合もありますが、それぞれ別に考えると、「一般書」の方は色々な解釈になる言葉だと覚えておきましょう。