この記事では、「毛布」と「ブランケット」の違いを分かりやすく説明していきます。
「毛布」とは?
「毛布」の意味と概要について紹介します。
意味
「毛布」は「もうふ」と読み、「羊毛などを厚手に織り上げて、起毛処理をして仕上げた布のこと」という意味です。
概要
「毛布」は、大判のウール製の布で、冬の寝具として使われています。
布団の中で使うこともあれば、布団の上からかけることでより保温効果が高まります。
「毛布」は英語で“blanket”(ブランケット)といい、明治時代に日本に伝わりました。
大判でしかも厚手であることから、寝具以外にも家具を運送する際に緩衝材として使われています。
また、防音材として壁に張り付けることもあります。
「ブランケット」とは?
「ブランケット」の意味と概要について紹介します。
意味
「ブランケット」は、「羊毛などを厚く織って起毛処理をした、寝具のこと」という意味です。
概要
「ブランケット」は、日本語で「毛布」のことで、この2つは同義語です。
但し、現在の日本では、ひざ掛けや肩掛けなどに使われる、小さいサイズの毛布を表し、化学繊維で作られていることもあります。
「ブランケット」の他に「タオルケット」「キルトケット」などの薄手の布を表す言葉が広まったことから、「ケット」が付く布は薄手というイメージが定着したのです。
ここから、「ブランケット」は「ひざ掛け」として使われることが多くなりました。
飛行機の中で座席に配られるひざ掛け用の布は「ブランケット」と言います。
「毛布」と「ブランケット」の違い!
「毛布」と「ブランケット」は、どちらも同じ意味です。
但し、日本では「毛布は羊毛でできた大きなサイズで厚手の寝具」という意味で、「ブランケット」は「ひざ掛けや肩掛けなど薄手で小さなサイズのもの」という意味になります。
まとめ
「毛布」と「ブランケット」は、日本では使い方の違いがあります。
英語ではどちらも「ブランケット」ですので安心して使いましょう。