「体内受精」と「体外受精」の違いとは?分かりやすく解釈

「体内受精」と「体外受精」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「体内受精」「体外受精」の違いを分かりやすく説明していきます。

赤ちゃんを授かりたい時のヒントにしましょう。

「体内受精」とは?

「体内受精」とは?

体内受精とは、不妊治療のひとつ。

子宮が妊娠しやすいタイミングを狙って、子宮の入り口にダイレクトに精液をおくりこむ方法です。

自然の妊娠にちかい方法で、赤ちゃんを迎える準備をしていけます。

体内受精をおこなうときには、子宮がいつ排卵しているのか調べることから始めます。

子宮が妊娠しやすい期間に受精をおこなうことで、卵子と精子が結びつきやすくなり、赤ちゃんを授かりやすくなります。

体内受精ではパートナーの精子を卵子に注入する方法と、パートナーではない精子を注入する方法の2パターンがあります。

体内受精をおこなう際の痛みは個人差があるものの「ほんの一瞬のため、あまり気にならなかった」と答える方もいます。

治療費の目安は1回あたり2万円と決して安くはありませんが、妊娠が気になっている方のひとつのケアとして考えていくこともおすすめです。

「体外受精」とは?

「体外受精」とは?

体外受精も最新の不妊治療のひとつです。

体内から取り出した卵子と精子を受精させ、また体内に移してあげる方法です。

元気な卵子と精子を選んで着床に導いていけるので、より妊娠にはずみを付けることができます。

人の手で妊娠を後押ししてあげるのが、体外受精になります。

体外受精と聞くと怖い手術を想像してしまいますが、人によっては麻酔をかけずに採卵をおこなうこともあります。

また産まれたお子さんの14人に1人は、体外受精によって授かった子どもという報告もあり、最近では珍しくはない方法になっています。

体外受精の費用は、平均で1回あたり35万円~38万円です。

躊躇する金額ですが、国や自治体の助成金を使えるケースもあるので、気になった方は相談してみることもおすすめです。

「体内受精」と「体外受精」の違い

「体内受精」と「体外受精」の違い

いずれも妊活が気になったとき、知りたい言葉です。

「体内受精」「体外受精」の違いを、分かりやすく解説します。

・どこで受精させるかの違い
「体内受精」「体外受精」の違いは、体の中で卵子と精子を受精させるか、体の外で卵子と精子を受精させるかの差です。

体内受精では卵子が排卵するタイミングを見計らって、体内に精子を注入していきます。

そして体外受精では卵子と精子を採取して、体外で受精に導いていきます。

一般的にはまず体内受精をおこない、妊娠しにくいと判断すると体外受精に切り替えて様子を見ていきます。

もちろん長所も短所もあるため、カップルでよく話し合って、ベストな道を選んでみてください。

まとめ

まとめ

「体内受精」「体外受精」の違いを分かりやすくお伝えしました。

いずれも赤ちゃんを授かるための方法です。

体内受精は卵子の排卵するタイミングに合わせて、体内に精子を送り込んでいきます。

一方で体外受精は、体外で受精のサポートをしていきます。

治療の差を知って、自分らしい妊活を進めてみてください。