「霊力」と「神通力」の違いとは?分かりやすく解釈

「霊力」と「神通力」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「霊力」【れいりょく】と「神通力」【じんつうりき】の違いを、分かりやすく説明していきます。

「霊力」とは?

「霊力」とは?

「霊力」【れいりょく】とは、人が持つ不思議な能力であり、霊を感じる力となります。

この「霊力」が強い人は幽霊が見えたり、会話ができるようになります。

中には霊力を武器にして、亡くなった人と会話して、どのようなことを考えているか聞き取り、家族へ伝えて商売にするイタコという人がいます。

普通の人にはないその「霊力」がある者は生霊と交信し、相手の思っていることを悟ったり、魂を操ることもあります。

現代の科学では理解不可能なことができるようになるのがこの力の不可思議なところであり、この「霊力」は神経を集中して、力が高まるように訓練すれば、それまで能力がなかった人にも備わることがあります。

「神通力」とは?

「神通力」とは?

「神通力」【じんつうりき】とは、神や仏が使う念力であり、人が持つのは難しいものですが、中には修行することで能力を持ち、人々をあっと言わせる人がいます。

普通では持てない特殊な能力も、智彗により神通すると考えられているのが仏教の六神通であり、如来、天部、明王、菩薩の仏様からなる力に、神足通や天眼通、天耳通、他心通、宿命通、漏尽通の6種の超人的な能力を備えた力です。

さらに道通、神通、依通、報通、妖通、通力、超人的な能力を身に付けて高めれば、より超人的な能力が備わります。

「霊力」と「神通力」の違い

「霊力」と「神通力」の違い

「霊力」「神通力」の違いを、分かりやすく解説します。

幽霊が見えたり、声が聞こえるのが「霊力」であり、「神通力」は仏教における人が扱う能力であるという意味の違いがあります。

「霊力」は霊を除霊したり、浄霊して悪いものを祓う、生霊が見えるようになるなど人が最初から持っている能力ですが、「神通力」は誰もが簡単に習得できるものではなく、神々の力を得た人が持てる特殊な能力です。

「霊力」の例文

「霊力」の例文

・『叔父は普通の人には見えない幽霊が立体的に見える霊力がある』
・『霊感のある霊能力者と話していると霊感がわく感覚に包まれた』
家族の中にも幽霊が見える人と見えない人がいますが、「霊力」のある者はリアルに幽霊が見えたり、声が聞こえます。

そんな「霊力」のある人と話していると普段はまったくそのような力がないのに、霊感がわく人もいます。

「神通力」の例文

「神通力」の例文

・『厳しい修行することで備わる神通力は女性が抱える悩みを解決するのに役立つ』
・『精霊が使うとされる神通力を身に付ければ行きたい場所へ自由に行けるようになる』
「神通力」の修行すれば、女性がかかえる恋愛や仕事、身体の悩みがわかるようになり、解決できる方法も見えるようになります。

そんな「神通力」は、修行によって自分が行きたい場所へ心を自由に飛ばせるという魅力的な力です。

まとめ

まとめ

霊的なことに通じる力を「霊力」と言い、不可能なことができるようになるのが「神通力」という違いがあります。

気になる人は、能力を高められるよう自分なりに工夫したり、修行して高めるなどして、己の持つ力を高められるようにしてみるといいでしょう。