「雑収入」と「雑所得」の違いとは?意味を詳しく解釈

「雑収入」と「雑所得」の違い言葉・カタカナ語・言語

「雑収入」「雑所得」は類似した意味を持つ似た言葉です。

「雑収入」という表現は「営業外の収益を雑収入として計算しました」といった文章で使い、「雑所得」という表現は「今年は雑所得の金額が増えました」といった文章で使われますが、「雑収入」「雑所得」の意味の違いはどこにあるのでしょうか?

「雑収入」の意味や使い方

「雑収入」の意味や使い方

「雑収入」という表現は、「営業外収益の売上のうちで、他のいずれの勘定科目にもあてはまらないもの」「どの収入の科目に当たるのか分類しづらいもの」を意味しています。

また「雑収入」には、「営業外収益の中で、独立の科目にするほど金額的に多くないもの(金額的に少なく重要でないもの)」といった意味もあります。

「雑収入」の使い方は、「営業利益に入らない収入で、他の科目にも分類しにくい収入」を指して使う使い方になります。

例えば、「年金・保険金・祝儀などで入った収益は、雑収入に分類することが可能です」などの文章で使用できます。

「雑所得」の意味や使い方

「雑所得」の意味や使い方

「雑所得」という表現は、「特定の項目に分類しづらい営業外収益である雑収入から、その雑収入を得るための必要経費を差し引いた金額」になります。

「雑所得」は、「雑収入から必要経費を差し引いたもので課税対象となる金額」を意味しています。

「雑所得」の使い方は、「勘定科目に分類しづらい雑収入から必要経費を引いた金額」を指して使う使い方になります。

例えば、「雑所得が営業所得よりも大きくなると税務署からチェックが入ります」などの文章で使われます。

「雑収入」と「雑所得」の違い

「雑収入」と「雑所得」の違い

「雑収入」「雑所得」「営業外収益のうちで特定科目に分けづらいもの(年金・保険金・印税・為替差益やFX・アフィリエイトなど)」という意味では同じですが、「雑所得」「雑収入の総額から必要経費を差し引いた金額」を意味しているという違いがあります。

「雑所得」「雑収入-必要経費=雑所得」の数式で求めることができるので、常に「雑所得」「雑収入」よりも金額が小さくなるという違いがあるのです。

「雑収入」を使った例文と意味を解釈

「雑収入」を使った例文と意味を解釈

「Amazonなどのアフィリエイト収入を、雑収入として確定申告しました」

この「雑収入」を使った例文では、「雑収入」の表現を、「アフィリエイト収入を、特定の勘定科目に当てはまらない収入の額として確定申告した」という意味で使用しています。

「雑所得」を使った例文と意味を解釈

「雑所得」を使った例文と意味を解釈

「雑所得はいくらでも申告して良いわけではなく、原則として営業外収益の10%以内に収めるように指導されています」

この「雑所得」を使った例文は、「雑所得」の表現を、「雑収入から必要経費を差し引いた課税対象となる金額は、いくらでも申告して良いわけではない」という意味で使っています。

まとめ

まとめ

「雑収入」「雑所得」の意味の違いについて解説してきましたが、「雑収入」の表現は「特定の勘定科目に分類しにくい営業外収益」に意味の重点があります。

それに対して、「雑所得」の表現は「雑収入から必要経費を差し引いたもので、実際の課税対象となる金額」に意味の重点があります。

「雑収入」「雑所得」の意味の違いを正しく理解して、内容や文脈・状況に応じて的確に使い分けるようにしましょう。