この記事では、「乾燥肌」と「敏感肌」の違いを分かりやすく説明していきます。
「乾燥肌」とは?
「乾燥肌」の意味と概要について紹介します。
意味
「乾燥肌」とは、「肌の保湿成分が低下している状態のこと」です。
肌の水分保持ができずに、皮膚の外側の角質が乾燥してカサカサになってしまう状態を言います。
概要
「乾燥肌」の原因として最も大きいのは、冬になり湿度が下がることです。
しかしその他にも、生活習慣により肌が乾燥し易くなることもあるのです。
たとえば睡眠不足によりホルモンバランスが崩れたり、紫外線を浴びる様な場所に長時間いたり、体調不良や過度のダイエットで栄養不足になったりすることが挙げられます。
「敏感肌」とは?
「敏感肌」の意味と概要について紹介します。
意味
「敏感肌」とは、「健康な肌には何でもない様なわずかな刺激に反応してしまい、肌トラブルを生じる状態のこと」です。
化粧品や衣服の刺激でかゆみや赤みが出たり、ピリピリと痛みを感じることもあります。
概要
「敏感肌」の原因は、皮膚のバリア機能が低下して肌が乾燥、外部からの刺激に敏感に反応することが挙げられます。
一度肌トラブルが起きると乾燥が悪化して、更にバリア機能が低下、肌の状態が悪化していきます。
「敏感肌=乾燥肌」という人もいますが、「乾燥肌」は「敏感肌」の要因の一つなのです。
「乾燥肌」と「敏感肌」の違い!
「乾燥肌」は「肌の保湿成分が低下してカサカサしている状態のこと」です。
「敏感肌」は「肌が乾燥することによりバリア機能が低下して、肌トラブルを起こす状態のこと」です。
2つの違いは「要因となるものか、その結果引き起こされることか」という点です。
まとめ
「乾燥肌」と「敏感肌」は同じタイプですが、進行状況が違います。
「乾燥肌」の人は「敏感肌」にならない様に、日頃のスキンケアを大切にしましょう。